meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

怠惰に埋もれるわたしとMADARAのお土産な話

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 9月の3連休に有給1日くっつけて名古屋に行ってきました。途中、大阪に寄ってビブリオシアターを友達と一緒に眺め、三重で家族連れに揉まれながらヤオ・テンセンを見て、友達の家で台風をやり過ごしつつ『月刊少女野崎くん』を読みまくり、NPOのための情報発信講座MADARAを撮って、最終日は大学時代の友達と昼飯食いにいくという、なんだか詰まってんだか手持ち無沙汰なんだかわからない内容でした。書いてみると結構予定があるように見えるんですが、実際には時間を持て余し気味な感じで、意外と遊ぶ相手がいないもんだなぁ、とか、台風が来なかったら夜も誰かに会えたかなぁ、会えなかったかなぁ、などと妙にぐるぐるしてしまっておりました。
 結局、会ったところで話が盛り上がるわけでもないんですけどね。
 戻ってきたら戻ってきたで、掃除や洗濯や買い出しをして、提出書類を整えて、とりあえずで10月のイベントのホームページを改修したりしてたら、MADARAの御礼もできないままに日々が流れて、うーん、いつからこんな筆不精になってしまったんだろうと自己嫌悪に陥ったりして悩む間に、椎名誠の『哀愁の街に霧が降るのだ』上・中・下巻が読み終わり、NHKラジオでやってた土屋賢二のサタデーエッセイを聞いて、そうか、『論より譲歩』にぼくが考えていたことのヒントがあるんじゃないかと思ってしまったりしていました。
 うん、『論より譲歩』はどこかで読もう。

●◯。。。...

 さてさて、MADARAに来ていただいたみなさま、企画・運営なみなさま、どうもありがとうございました。このブログで告知もしたから、ちょこっとイベントアフターなことも書こうと思います。と言っても、あんまり書けることもないですね。講座の内容は講座の中にあるもので、外に引っ張り出すもんじゃありませぬ。
 書きたいことと言えば、講座に参加されたみなさまには「用語」を持って帰ってもらいたいということです。
 特徴的な言葉がいくつかありましたが、個人的にはあれがお土産になっていると思ってますので、ぜひ頭の中で使ってみてください。そんでもって、使用時には「この使い方でいいのかな?」「意味はあってたかな?」と思いながら使っていただくのがいいと思います。意味を固めないで、ちょっとフワフワした状態で使っていってくぐらいが丁度いい按配です。キチンとした理解をしないで、でも、それ自身に宿る意味があると、ある種の思い込みや勘違いをしてみてください。
 そうすると発見やひっかかりが出てくるハズです。新しい言語を習得するようなもので、英語的世界から見れば、日常はちょっと違った表現になるのと同じです。見方に動きが出ます。その動きを楽しんでみてください。見えなかった情報が見えてくることもあります。使ってみたけど肌に合わなくって、使えないやーいと投げ出したくなる自分に気づくこともあります。提示されたのは既知のようでいて未知の言葉です。存分に練ったり、立ち向かったりしていただくのをオススメします。
 教室で捏ねたい方は、どうぞ門を叩いてみてくださいませ。

●◯。。。...

 熱気や真剣さや、考えたという経験そのものも、とても大切な価値なのですが、それらは一方で日常に持ち込みにくいものであったりもします。だから、ふとしたときに、ちょいと頭に浮かんだ「用語」を使ってやってください。

 ここではとりあえずこれだけ。参加された方へのヒントになれば、幸いです。

 

m(_ _)m


告知のときに書いたのはコチラ ↓↓↓

meta-kimura.hatenablog.com

 

 

 

知の編集術 (講談社現代新書)

知の編集術 (講談社現代新書)

 

 

 

そういえば、地味に就職活動しています。

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 キャラメル食べてたら、思いっきりむせました。咳が強すぎて、腹筋に激痛が走り、一時動けない状態になっていました。はい。就職活動をしております。
 なんたって育休代行中の身ですので、またもや世の荒波に揉まれ揉まれてもみくちゃにされなければならないとのことなのです。そんなに揉んでも何にも出ませんよと、誰かに伝えてあげたい。
 今の立場の任期は来年の4月末までなので、ゆっくりのっそり動いております。今のとこに残れるかどうかはわかりませぬ、とのことなので、まぁ、生存戦略としては職を探す必要があるわけです。しかし、この前もこっそりのっそり面接を受けてみたりしたのですけども、あまりの自分のできなさに唖然といたしました。つまりはですね、自分のことを全く話せないわけです。自分が大変に苦手なんです。
 やってきたこと、見てきたこと、会ってきた人、考えたこと、そういった類のことは、たどたどたどたどしながらですが、喋れます。過去の経験だし、社会がどうとか、会社がどうとか、そんな話は事実と考察ですゆえ。ただ、一転して刃が自分に向かうと、どうにも切り込めない。「自分はどんな人だと思いますか?」なんて聞かれた瞬間、そんなこと考えたこともなかったわ!的な表情を返して、ちぐはぐトンデモ話が口から漏れてしまう。自己PRなんて最低です。最も低いと書いて、最低です。たぶん、この場合、評価が低いんだと思います(他人事)。
 妙に生真面目というか、権力に対抗できる気概もないので、ツッケンドンにドカンとそんなものねーやい、しらねーやーい、やーいやいやい、と言うこともできないから厄介です。不器用っちゅーか、面倒くさいんですなぁ、わたくし。

●◯。。。...

 要は就活が苦手なんだと思います。というより、自分を求められるのが何だか好きになれないのです。目の前に課題とか状況があれば、これはこうしようとか、あれはどうしようとか、それなりな頭がそれなりに働きます。
 あと、プレゼンテーションはできる。そういえば、以前はプレゼンしまくってたし、自己紹介的なこともしてましたね。うーん、ってことは、あの面接の、でっかい部屋に椅子ちょこんと感&前からじっと値踏みされる感の問題なのかもしれません。てか、そんな気がしてきた。そんな気がしてきた。

 そんな気がしてきたら、これから書こうと思ってたことにつながらないことが判明してきたので、ここらへんで書き終えようと思います。たぶん、ぼくの中に面接的が刷り込まれて条件反射的に反応しちゃってるんだろうから、ちとそれを脱ぎ捨てんといけんってことだろうな。心構えしていこう。
 しっかし、どえらい、とっ散らかしの書き散らしになってしまった。申し訳ないけど、ま、こんなんでも書いたもんだからあげておきます。m(_ _)m

 そんなことでのっそりのそのそ就職活動していきます。おやすみなさい。

 

m(_ _)m

 

 

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0