確か高校時代にやったReadingのテキストの中にあった言葉で、
今もときどき思い出す。
「 life is not fair 」
今日もちょっとショッキングな出来事があって、この言葉を思い出した。
思い出しついでに、ちょっと調べてみた。
以下が原文っぽい。
One has to be grown up enough to realize that life is not fair.
You just have to do the best you can in the situation you are in.
「 life is not fair get used to it 」 は、ビルゲイツの言葉らしいが、
僕が覚えてたのは、スティーブンホーキンスの言葉。
ホーキンスは車イスの天才物理学者として有名なのだ。
当時、まだまだ夢見がちな高校生に向かって
「人生は公平ではない。それぐらい理解しろよ」
と教科書が語りかけていることに驚き、
久々に授業を真面目に受けた覚えがある。
そう、人生が公平であることなんてない。
ホーキンスのように障害を持って生まれるかもしれないし、
いつトラブルが起きて何かができなくなるかもわからない。
全ての人が所与の条件の中で生きていて、
それを嘆く人もいれば、
それを受け止めている人もいる。
ただ、
どっちがいいとか悪いとかいう話でもないとは思う。
というか、嘆くもんは嘆くほか仕方ないw
そんでもって、僕自身はまだその条件を嘆いている気がする。
後悔、 ではないが、やはり育ってきた環境に嫌悪感を
抱かざるを得ない10代を過ごしてきたのは確かなのだ。
恵まれた、恵まれてない、という実感は人によって異なる。
下を見ればきりがなく、上を見てもきりがなく、
そんで、
その当事者の実感を傍から見た安易な比較で軽んじることもできない。
嘆くものは一通り嘆くしかない。
ほんで、最後にこう言いたい。
「人生は公平ではない。だからこそ、人生はおもしろい」