いいひと。
この前の週末は、ある種のヤマ場だったわけだが、
そんな中、東京からかめが来て、
うちにある『いいひと。』を読み漁っていった。
そんなかめにつられて、ついつい、『いいひと。』を読みふけって
いたのだが、
なんというか、
ね。
ああ、自分はむかしっからこういう思想に触れていたのか、
と、やけに納得してしまった。
『いいひと。』は、なぜか持ってきたパタリロとともに、
我が家にただ2つしかない漫画の片方である。
大学から社会人になるときに、この2つだけは持っておこうと選んだものだ。
もちろん、
陸上部長距離だったからやたら共感度が高かったってのもあるんやが、
いや、しかし、読み返してみるとそういう思想に近いコミュニティに
いるもんだな、と。
個人的には『いいひと。』の世界はキレイ過ぎるんだが、
それにしても、この経済成長を望まない考え方とかには
基本的に同意する。
この前参議院選挙のマニフェストを見ても思ったのだが、
未だにまだ経済成長していくと考えている人がいるのだろうか?
おそらく、人間がそもそもの欲求として成長したがっているのならば、
そろそろ経済以外の軸が必要なんじゃないか。
ま、それを探してる人が、今、ごまんといるわけだがw
ちなみに、稲葉くんの最後の言葉がおもしろい。
稲葉くんは、最後にゆーじを
「 きっとアイツは当たり前のヤツなんです。 」と言い、
当たり前じゃなくなってたのは、、、、とほのめかす。
なんかノスタルジーな感じで、どっちかというと僕が毛嫌いする
考え方なのだが(笑)現実的で有能でエリートで帝王な稲葉くん
が言っているから意味深である。
そして、だからこそ、可能性があるシーンだなぁ、と思う。
ああ、なんかぐだぐだ書きすぎた。
最近、ちゃんと整理して書けた覚えがねぇな。