meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

「 第5回 あいちの子育て」勉強会 【 愛ゼミ告知(?) 】


 愛ゼミのことを考えると、「 理念の浸透 」というテーマに行き着くこと
 が多い、今日この頃。組織がうまく動くためには、やっぱり、理念というか、
 目的というか、が、共有されていないといかんのだろう。

 スタッフのモチベーションって、

  ・ その活動をしていること自体が楽しい
  ・ その活動を通して実現されるものにワクワクする

 の両方、または、どっちかがないと上がらないものだと考えている。
 個人的には。 ただ、しっかりと動くためには前者だけでは厳しくて、
 ( 活動が常に楽しいことばかりとは限らないので、「何でも楽しむ姿勢」 
   にも限界が出てくるので )
 やっぱり後者、つまりは理念の浸透がとても、とても大切なのである。


 「 愛ゼミ 」ってのは、愛知のことを考える勉強会である。
 問題意識を持った若者が、解決策( 政策 )をプレゼンする。
 そして、参加者はプレゼンを聞いて、市民の生の声をプレゼンターに
 フィードバックする。いいアイデアは使えるような政策案にまで
 ブラッシュアップして、次の愛知県知事選挙の候補者に提案する。

 そして、愛ゼミの実行委員会は、その場を運営する。

 愛ゼミは、おおよそ、こんな流れだ。 


 読んで、スグ気がつく人もいるかと思うが、このイベントはとても
 「 支援者的 」である。実行委員会のメンバーは、別に政策を
 どうこう考えるわけでもなく、ただ場をつくる。となると、知事選
 で政策を提案するのは、実行委員会ではなく、政策を考えた若者
 なのである。

 実行委員会は、プレーヤーでない。
 そのことをわからなければならない。
 プレーヤーでないことにワクワクしなければならない。

 また、さらにややこしいことに、問題意識を持った若者は、愛ゼミ
 の発表の前に、今枝さんのコンサルティングを受ける。ここがとても
 ねじまがっている。なぜなら、支援者的な人間は何よりもそのコン
 サルティングに惹かれるからである。加えて、そのコンサルティング
 の内容、議事は共有されない上に、今枝さんは東京に在って、それ
 ほど名古屋で動いているように見えない。

 核となる部分が、クローズド。 これもスタッフを支援者として
 捉えていないためでもあるだろう。

 また、タスクが厳しすぎれば、スタッフは逃げ出す。
 逆にタスクを減らしすぎれば、「 自分がつくっている感覚 」が
 なくなり、距離を置いていく。このバランスもとっても難しい。


 若者が持っている問題意識を、政策にしていく。
 そのプロセスこそが、愛ゼミに関わる魅力ではないのかなぁ、と思う。
 そしてそのノウハウを、オープンソース的に高めていくことが、とっても
 重要なのだ。

 政策をつくるプロセスの一般化。
 政策化する力をこの地域に溜めること。

 愛ゼミの理念は、決して、
 「 自分のアイデアが知事選で提案されるかも 」
 ではないのだ。

 もっと大きなことをしている。
 もっと視点を高くできるはず。

 「 政治 」を考えなくなって久しい私に残っている、唯一の
 政治系イベント。残っているのには、ちゃんと理由があるのかも
 しれんな、とこれを書きながら思った。
 


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 以下告知文 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
( 告知文の申込〆切は過ぎてるけど、今からでも間に合います )

こんにちは!愛ゼミ実行委員会です。

毎回たくさんの方に集まって頂きましてありがとうございます。
今年最後の愛ゼミ勉強会、「第5回愛ゼミ~あいちの子育て」のお知らせです。

5年後、10年後、このメールを読んでいる皆さんの中には、
パパ・ママになっている人も多いのではないでしょうか。

でも育児にはたくさんお金がかかるみたいだし、
保育の待機児童の問題、仕事との両立の問題など、
ニュースや新聞で耳にする話題は不安なものばかりです。

でもほんとのところ、私たちの住むまちの子育ての環境や施策には
どんな課題があるんでしょう。
そして、どんな解決策があるんでしょう。

いつもながら、みんなが住む(働く・学ぶ)この愛知を舞台に、
一緒に考えてみたいと思います。


■――――――――――――――――――――――――□■□■

 ☆∴∵ 愛ゼミ~愛知の未来をつくる~
 「 第5回 あいちの子育て」勉強会 参加者募集のお知らせ ∴∵☆

□■□■――――――――――――――――(転送大歓迎です)□


【日時】2010年11月14日(日)14:30~18:30 (14:00より受付)
【会場】吹上ホール 4階 第3会議室(地下鉄吹上駅5番出口徒歩5分)
 http://www.nipc.city.nagoya.jp/fukiage/sub/access.html
 (吹上ホール正面入口から入り、左手のエレベータにて4階へ)
【会費】500円 (会場費、資料印刷費など)
【申込方法】 下記のURLより予約をお願いします。
 
https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dHlrUlhLcGVtWldTamlfUXozeUJFN1E6MQ

※第1次申込締切:11月5日(金)
(定員に限りがありますので、お早めにお願いします)


◆◆プログラム概要━━━━━━━━━━━━━━━◆◆

①ブリーフィング
あいちの子育て政策についての、現状と課題の概略を説明します。
<「専門じゃないからわかんない」という方も、ここで簡単にお勉強>

②プランプレゼンテーション
プレゼンター(有志の学生・若手社会人)より、
「あいちの子育て」を良くするプラン(政策案やビジネスプラン)を
プレゼンテーションします。
(予定テーマ)
 「若者世代が子どもを望めるための保育環境づくり」
 「子どもを育むための地域のつながりづくり」

③グループワーク
数名のグループにわかれて、提案されたプランをもとに、
子育てをもっと良くする方法をみんなで話し合います。
<大事なのは僕ら素人(一市民)の視点。
 気楽にありのまま、思ったことを意見交換しましょう>

④交流会
終了後は会場を移動しての飲み会。
グループワークでは話せなかった人ともここで交流しましょう。
(吹上駅周辺にて、飲み放題・会費3500円程度を予定しております)



◆◆こんな方にオススメ━━━━━━━━━━━━━◆◆

・何か新しく始めたい方
・やる気のある同世代の若者とつながりを作りたい方
・社会問題(医療、教育、雇用、地域活性など)に関心がある方
・日本や愛知の将来、自分の子どもの将来が何となく心配な方
・行政や学生団体の方、 NPO・ボランティア団体で活躍中の方



◆◆愛ゼミとは━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆

私たちの住む・働くまち「愛知」の抱える問題を、
若者が、自分達らしい視点から議論し、解決策をつくり出します。

話し合った解決策は、それで終わりにするのではなく、
政策提言として実行し、実際に社会を動かすことを目指しています。

若者発の愛知を変える勉強会です。


>どんな人が参加しているの?
一般企業、NPO、教育機関、県や市町村に勤めている方から、経営者まで。
学生も、様々な大学・分野から集まっています。
毎回40、50名の方に参加していただいております。

>だれが主催していますか?
主催:愛ゼミ実行委員会
(代表:今枝宗一郎(医師・新宿ヒロクリニック勤務)
 そのほか、愛知の学生・若手社会人で構成しています。)



◇◇申込方法・連絡先━━━━━━━━━━━━━━◇◇

参加希望者は下記申込URLから申込フォームにアクセスし、
11月5日(金)までにお申し込みください。
(定員に限りがありますので、お早めに申込み下さい。)
(PC専用となっております。携帯電話からはフルブラウザでアクセス頂くか、
愛ゼミ実行委員会アドレスに直接ご連絡ください。)
https://spreadsheets.google.com/viewform?formkey=dHlrUlhLcGVtWldTamlfUXozeUJFN1E6MQ


何かご質問等ございましたら、こちらまでご連絡お願い致します。
aizemi.miraidukuri@gmail.com
(愛ゼミ実行委員会)


皆様の参加をお待ちしています―――――――――――□■■■■