meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

カレンダーの思想


 富山に行ったときに、話に出てきたこと。



 カレンダーっていうと、まぁ、こんな感じだろうが、

 はい、さてはて、例えば、今日が友引だろうか、大安だろうか、仏滅だろうか
 を知っている人はどれぐらいいるだろうか???


 以前、場所とのコミュニケーションを何とか言葉にしてみた

 それと同じことなのだが、普段、自分たちが使っているツールにも、
 実は思想が埋め込まれていて、私たちの思想にも影響を与えている
 ように思えるのだ。


 富山でお会いできた人は、28日周期のカレンダーを使っているという。
 かなりスピリチュアルな感じではあったが、話を聞いていてなるほどなぁ、
 と思うところも多々出てきた。

 というか、今のカレンダーの成り立ちって、意外にスゴイ。

 そのときの話では、カレンダー元旦も、古代のどっかの時代の王様が
 任意に決めたとかいう話が出ていた。2月が短いのも王の意見でそうなった
 とか。。。

 コトの真実はどうかわからないが、今のカレンダーに自然を支配する、
 合理的に動くという思想が流れているのは事実だろう。西洋的なその
 考え方に則って動いているのだから、人が影響を受けないわけがない。

 問題は、である。

 その影響が無意識のうちに浸透していることだろう。
 自己認識の話にもリンクするのかもしれないけど、こういう知らない
 ところで起こっている何かというのは、怖いものなのだ。

 そして逆に思想を持ったカレンダーを使うことで、自分を誘導すること
 もできる。28日周期のカレンダーも確か、、、、なんだったかの太陰暦
 的なカレンダーのはずだ( なんだったか忘れた。。。苦笑 )


 こういうベースのツールを変えてみるという手があるのも、知っておいて
 いいのではないのか、と思うわけだ。