orfよりorzの方がおもしろかった件
いろいろあってぐるぐるなのだが、とにかく見てきたことをアウトプット
していこうと思う。 まずは、「orz」から。
タイトルの「 orf 」前回エントリーにて書いた、慶応大学SFCの
Open Research Forum のことである。ツマらなかったのかといえば、
そうでもないのであるが、ORF後に自然発生した集まり「 orz 」の方が
おもしろかったと言わざるを得ない。
なんせ六本木ヒルズ近くの飲食店でこの格好である(笑)
さぞかし、周りのお客が注目していたであろうが、我々自身がこの
ARBookに夢中であったために、周囲の目など気にしなかった。なん
とも空気が読めない集団である。
なにが起こったのかというと、ORF後に、@scommunity さんに
連れられて夕飯を食べに行ったら、@a_kodama さんと@na2ponさん
がいるところに辿りつき、さらには、@ksx987 さんがやってきて、
ついにはARBookのデモンストレーションをはじめていたわけです。
そして、この試行錯誤感が堪らない!!ですよね。
みなさん、SFC卒業生で、確か30ぐらいの年齢層。SFCがまさにSFC
であった時代に大学生活、研究生活を過ごされてきた方々です。
今年のORFを見て、 曰く 「 SFCオワタ\(^o^)/ 」 だそうです。
「 イマドキのわかもんは、、、 」的な雰囲気も感じなくもなかった
のですが、確かに、SFCはちょっとづつ迷い道に入っているような気が
します。
「 未来からの留学生 」というコンセプトでもってはじまったSFCでは
90年代に全生徒がパソコンを持ち、中にはデスクトップパソコンを担いで
大学に通った人もいるというほど。IT・インターネットというインフラ
面でのリードは、学生に新たなアフォーダンスをもたらし、ものすごい
勢いでアイデアが形になっていったのではないでしょうか?
ちょっと話が大きくなりましたが、なんにせよ今のSFCに勢いが感じられ
なかったというのです。
「 ORFの会場に家建てたけどなぁ(笑) 」
と、@a_kodamaさん。それも無茶な話しながら、そのときなりの
コンセプトや意図のあるものを建てていたとか。
また、こんな嘆きもしつつ、自分たちでもきちんと動いて、上記のような
開発なり、研究なりをどんどんやっていっているのも、SFCらしい。
話題は、「 長年ITやってきたけど、モバゲーとかGREEみたいな企業
が勝つ時代になっちゃって、なんだかなぁ。。。 」という感じでしたが、
この「 なんだかなぁ 」感が未来を模索しているようでおもしろかった。
実感が湧かない言い方だと思いますが、ソーシャルビジネスとインター
ネットって似てるんです。おそらく。底流で。
そこを信じて、ずっとやってきた最初のIT技術者が、
「 結局、モバイルゲームのが儲かるんかい! 」と。
でも、多分、そうじゃないんです。
インターネットがなければ、社会起業にこれほど共感したでしょうか?
このツールをもって、モバゲーやGREEに勝たしておくのは勿体無い。
ここでの話は、本当にインターネットベースドになった社会ってのを、
なんとなくぼんやりながら、見ているのではないかなぁと感じておりました。