meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

読めない流れ。


 ご無沙汰しました。ちょっと input を優先したい感覚が
 あったのもあって、といっても言い訳ですね。いや、なん
 となく筆を置いておりました。

 今日は、3連休で感じた東京の動きを書いておこうと思い
 ます。全ての動きがどこかでつながっているような感覚、
 言葉の底流・連想を感じずにはいられなかった、東京紀行。

 この流れが、何を意味しているのか?
 そして、この経験にどんなメッセージがあるんでしょうか?



 行程順に、足跡をふりかえっておきます。

【 夜行バス 】

 何かただならぬ雰囲気を感じつつ乗車した夜行バス。雰囲
 気の原因は出発直前に聞いた新宿犯罪予告でした。新宿行き
 のバスに乗車なんて、こわこわです。。。
 但し、アクシデントはナナメ上から降ってくる。なんと、
 サービスエリアに乗客を置いてバスが出発してしまったの
 です。これはびっくり!

 サービスエリア出口付近で緊急停車したバスの運転手さん
 の慌てっぷりったらありませんでしたね。置いて行かれた
 乗客の携帯電話もバスの中にあり、結局1時間弱停車。最
 後はしびれを切らした乗客5~6人も手伝って捜索し、め
 でたくはぐれた乗客を発見しました。

 こんなこともあるのか、と。
 そして、捜索隊の連帯感もちょっと楽しく(笑)


【 ISIS卒門 】

 新宿にとどまるのは怖かったのですが、タスクを残してい
 たこともあり、午前中は東京に来るとよく利用するネット
 と電源のあるカフェにこもりました。そこで、ISIS守24期
 の最後の課題を提出し、卒門決定。


【 サービスグラント 】

 前々から@neonaonに「 会わせてみたい! 」と言われ
 ていた@irritantisとついに対面。これもまた、僕の前職の
 会社名を知っているというwww なんという経歴の持ち主。
 そんでもって、ISISの卒門生でもあったりしつつ、今は、
 サービスグラントということで、、、。なんだこりゃw

 ちなみに、よ~く思い出したら、僕も@irritantisの前職の
 会社に行ったことありますw

 そんで、共通する全てのキーワードにおいて一歩先を行って
 いるんじゃないかなぁ、という感覚も。東京の進み方は、
 本当に参考になる。


【 中目黒 シェアハウス 】

 夜は@toppinokoのシェアハウスに。一軒家を借りきっての
 シェアハウスは、東京ではもう珍しくないのではなかろうか。
 ここも一軒家で、5人が住まう。しかも、すぐご近所に名古
 屋人が集まったシェアハウスがあるという。

 なんという立地w

 @toppinokoにも久々に会った。「 場づくり 」という
 キーワードがここから出てきたのが、ちょっとした驚き。
 GEIL2006のつながりも息づいているようだ。


【 sakura cafe 】

 午前は暇だったので、また電源と電波を求めて、cafeを検索。
 ちょうど午後の会場、池袋付近にsakura cafeってのがある
 ってことで行ってみた。国際色豊かなホテルに併設された
 cafeで、ドミトリーもあるってことで、なんだか学生時代の
 旅人気分がわき上がる。

 で、ぼーっと暇してたら、同じく時間を持て余してそうな方
 とお話することができた。トラベラーな雰囲気good job!

 、、、まぁ、ひと目見たときから同じような雰囲気は感じて
 たんですよ。。。

 その方は、どうやら、「 自分の仕事を考える3日間 」の
 仕掛人、県立図書館の乾さんと友達だとか。。。えーっと、
 えーっと。。。しかも金融関連のお勤めで、金利をとらない
 金融がこれから必要になるんじゃないかなぁ、とかで、、。

 なんだこの、絶妙な重なり具合。


【 GIS勉強会 】

 これは10月の勉強会の続き。毎回新しい人が少しずつ混ざって
 いるのが、開催地東京の威力だなぁ、と感じる。

 そして、
 地理情報という普段とは全く切り離された分野のコミュニティ
 で、出てくる言葉が「 ソーシャルキャピタル 」かよ! とw
 研究者ばかりではないけど、みんなの中に「 研究したけど、
 で、どうすればよくなるの? 」という疑問が浮かぶのは避け
 られないことなんだろう。

 そんでもって、そこに来た人の中にSTEP22のメンバー(笑)
 ええ、知ってますとも、つながってますとも。


【 3時まで、飲む 】

 その後、ほんとに珍しいことにたまたま東京に来ていた高校つな
 がりの子から声がかかり、朝まで飲む。これが、非常にバブリー。
 ここまでまわってきた価値観とのギャップに苦しむ。かつ、金銭
 的ギャップにも苦しむ。 正直、なんで来たし?と、自分に何度
 も問いかけたが、後のまつりである。懐かしくもあり、いい奴ら
 なんだわ。パラダイムが違うだけでw

 バブリーな連れまわしに、うとうと、へろへろしながら、衝撃的
 事実を耳にして、さらにくらくらする。最もバブリーな友達の勤
 め先が、ソーシャル分野でおそらく結構有名な会社だと判明。

 。。。

 世の中、どうなってるんだろう?


【 まとめ 】

 飲んだ次の日は、午前10時にマンガ喫茶で目が覚めた。最終日は
 月光荘に行き、バードさんとゆらゆら近況などを話して、東京紀行
 は終わりを告げる。

 月光荘についても1度書こうと思う。

 ただひたすら、違う文脈からのアプローチが、底流する何かに引き
 つけられ、絡まりながら、この先を暗示しているようで仕方のない
 経験だった。 最後がバードさんというのも、僕的にはなんかでき
 過ぎている順序である。



 いったい、ぜんたい、どこに向かおうとしているのか?
 このご縁の意味を感じようとするが、曖昧模糊として、やすやすと
 は解釈させてくれそうもない。