なんやかんやと書いてはいたものの、震災関係の動きに絶
賛巻き込まれ中なわけです(笑)
なにかにかと、動きがあって、それぞれにそれぞれの想いも
意図もありつつなので、それはそれでいろいろと考える機会
にもなっています。個人的には、こういう動きの中で、これ
からをつくっていく人たちがつながることにこそ、意味があ
るんじゃないかなぁ、と思いつつ、つつ。
少々被災者を置き去りにした考え方ではあるのですが、
1000kmも離れた被災者を考えるよりも、動きを通してつ
ながるネットワークに効果を見出した方がジブン事として
扱えるからいい感じなんですよね。この機会にできるソー
シャルキャピタルに目を向ければ、結果的にそこまで被災
者の支援にならなくても、それはそれで仕方ないってこと
で処理できるので、気が楽です。
つい先日もちょっとしたつながりから、福岡と名古屋を結
んでの情報交換?をやりました。これも結んで何をしよう
とかいうより、結んだこととか、そのプロセスの楽しさと
かが重要なんだろうと自分を納得させながらw
ま、動いてみると気づくことも多いっす。( Skypeの限界
なんかも感じてしまったわけですがw )特に
@gine_joybox さんの震災後の福岡で起こった場づくりの
整理がおもしろかった。あの洞察はさすがです。ってことで、
そこから膨らませて、僕もちょっと考えてみたくなりました。
僕なりの解釈では、震災後に出てきたのを大きくわけて3つ
にしてみました。
1、プレゼン的な場
→ 救済活動のプレゼンを行い、観客から支援を集め
る感じ。話してたときは、「 マイプロ的な場 」
と言っていた。@gine_joybox さんの話では、プ
レゼンデーターのプランの実現性が低くなりがち
という問題があるらしい。
2、活動団体の情報共有の場
→ 震災に関する現地の情報や自らの活動の情報を持
ち寄り、共有/具体的な連携を模索する場。
3、一般の人が寄り集まって対話する場
→ 報道を見ての不安や、「 何かできること 」な
ど、とにかく気持ちを吐露する場。
それぞれ目的が違っていて、「 1 」はアクションの促
進や寄付、「 2 」はちょっと高度な話と団体同士の正
確な情報共有/住み分けや連携、「 3 」はそんなにア
クションが起こることを目指してなくて、「 落ち着くこ
と 」とかが重視されるのかな? とにかく話したい気持
ちがみんなにあるハズだからね。
もちろん、こんなカテゴリーはだいたいグラデーションが
かってるもんで、1つの場にもいろんな要素が含まれる。
「 2 」のタイプでも、この震災が起こってアクション
し始めた限りなく一般に近い団体だってあるしね~。
この分類の中で、どの場がいいとか悪いとか言うつもりは
全然ない。企画者ごとの戦略や思想に基づいてどんどんや
っていけばいいと思う。「 1 」は支援な場だし、
「 2 」は政治経済な場だし、「 3 」は集団心理な
場なんだろーなー。予想だけどw
文字通り、地震は日本を揺さぶったわけで。その中に入って
た日本人はパチンコ玉みたいに、今、カチカチ相互にぶつか
って、話して、つながって、離れて、落ち着くところがわか
らずに。。。
災害ってのは、時代の変わり目になるんだよなぁ。
願わくば、統一的な支配リーダーがあらわれる方向ではなく、
こういう場での対話によって、たくさんの動きが有機的にむ
すびつきますように。
そうそう、コミュニティ・ユース・バンクmomoが、対話の場
を開くそうです。分類でいくと「 3 」なのかな?例によっ
て僕は行けませぬが( この日、仕事 (´・ω・`) )どん
なことが話されるのかは、興味ありです。みなさま、行って
教えてくださいなw