昨日の記事はこちら → メルプラッツ公開研究会に行ってきた
引き続き、感想を羅列してみる。といっても、あと2つぐらいかな?
3.登壇者が魅力的
もう、これがあるから東京は卑怯だなぁ、と思う。おもしろい人が多く
て、アクセスがしやすいのが東京最大の特徴と言ってもいいかもしれな
い。( いや、だからって他の地域におもしろい人がいないってわけじ
ゃないんだけどね )第一人者が多いんだよなぁ。あと、何やってんだ
かわかんない分野だとワクワクします(笑)
ちなみに、お目当ての水越伸先生ですが、すっごいおもしろかったです。
今更ながら、メディア論を切り開いて来た人なんだなぁ、と実感。歴史
社会的に構成されてきたメディアならば、これからのメディアも自分達が
つくっていけるはず、という創っていく感。そして、頑張れない人たち、
市民メディアみたいなそういうのがいいんだろうな、と思うけども
「 俺はできねぇな 」としてしまう人たち、何か質問ありますかと聞い
たときにホントは言いたいんだけど言えない人たち、声が出せなかったり
表現の場をもたない人たちがゆるやかに表現したり、リテラシーを持って
ないといけないんじゃないか、というまなざし。そんで、最後に今後20年
やっていくという宣言。
言葉を追ってもわからないんだけど、全体として快活で、自虐的でw、挑
戦的で。運動と研究のミドルを貫こうとするとこも共感できるw この人
の近くにいてみたいなぁ、と思える方でした。
( 文字起こし、しとこうかなぁw )
4.とはいえ、実践感は同じか、むしろ低かったかもしれない。
そう。おもしろい人は多かったんだけど、名古屋で震災関係のイベントの
スタッフをしている経験からすると、実践的な意味での感覚が少ないよう
に感じてしまったのも事実だった。5月だからかな?集まってきている人
の層が違うからかな? メディアなのだから、情報発信/整理の取り組み
があってもいいハズだったし、その実践に対する最適化の知恵が出てもよ
かったのではないかと、正直思った。象徴的だったのは、グループディス
カッション後に学際情報学府で「 コミュニティFMつくればいいじゃな
い 」という提案が出たこと。そーいうのって、むしろやってなかったの?
と思ってしまうわけです。やってる人たちいそうだけどなぁ。
「 へ? 」って思ってしまうんですよね。肩すかしというか。というこ
とは、それだけ実践に近い場所に自分が恵まれてきたんだなぁ、と。
話が出ないのは?とか。そういう意味で、研究者としての姿勢や役割、考
えていることは伝わってきたけど、情報・メディアの研究会としてはもう
ちょっと深く聞きたかったなぁ、でした。
すんごい個人的な話、これなら別に院生になることはなくて、近くに住ん
でたらいいかな。ちょこちょこ遊びに行って、事例の中に入り込んでたら
いいなぁ。つっても、そういうつながりがないんだけどねw
いじょ。感想でした。私的なアーカイブでごめんなさい m(_ _)m