meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

感覚をとりもどす【京都帰省】

 思わぬ時間ができたので、広島から伊賀に移動するときに京都に1泊できた。

 

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【 京大構内で撮影。いい環境だよなぁ 】

 前回が3月だったので、ちょうど半年ぶりぐらい。何も予定せずの「 帰省 」
 なもんで、特に友達との予定もなく、急に秋っぽくなった京大の構内を散歩
 する。なんか、ほんとに久しぶりで、ちょっと戸惑った。

 大学に思い入れができるほど、通っていた覚えもない。だけど、間違いなく
 京都にいた時代が僕自身の原点なんだよなぁ、と思う。しっとりとした空気
 感と、歴史が積み上がってきた雰囲気と、けだるい気配が肌に染みてくるよ
 うにして感覚が蘇ってくる。時計の針をあわせなおすように、普段の生活を
 してるとちょっとずつ狂ってくる何かを取り戻していく。

 考えてみると、えっらい怠惰な大学時代を過ごしていたもんだと思う。やっ
 てたコトといえば、寝て、食べて、寮生とくっだらない話をして、寝てたぐ
 らいのもんだ。勉強という勉強は特にしなかったが、それでも他の学生より
 は充実した生活をおくっていた気がするから不思議である。

 その反面、あのときほど本気になってたこともない、ってのも思い出した。

 寮の会議、役職、特に入寮選考。一緒の住む人を選ぶってことがいいのか、
 悪いのかもひっくるめて、全力で向き合ってたなぁ、と。真顔で「 誰と住
 むかは、人の人生も、自分の人生も左右することだ 」とか言ってた。今か
 ら考えると、見違えるほどだったに違いないw ニート的な性格は変わらん
 けどなw ちなみに、そんときの髪型はソフトドレッド(笑)

 いろいろ狂ってたなぁ。

 

 そんでも、そんなに目立ってたわけでもないし、心底自然に暮らせてたんだ
 よなぁ。どーせ、みんな僕より変な奴だったしw 久々に帰ってみても、や
 っぱりみんなおかしかったし( いや、失礼。。。m(_ _)m )

 うーん、半年に1回のペースでこの狂いに合わせに来るってのも、そういえ
 ば変な話だな。