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meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

【電子書籍】Readerを使い始めて2ヶ月経ちました


【 SONYのReader。手放せないっす。 】

 電子書籍端末なるものを購入して2ヶ月が経ちました。レビューというと大仰ですが、なんとなくなぜ電子書籍を使うようになったのかも含めて、少し解説したいと思います。これからKindleを使用される方もいらっしゃるかと思いますので、参考にしていただけると幸いです。

 まず、結論として、すんごい使いやすいです。びっくりしました。読みやすい。運びやすい。線引きやすいし、辞書ひきやすい。読書体験がガラっと変わります。買ってスグに、コレはいいものを買った、って実感がありました。わたしが使っているのはSONYのReader PRSーT2という機種です。だいたいサイズは新書版ぐらいで、本体に2GB分の電子書籍が入ります。容量は十分ですね。漫画を読まなければ、これで足ります。(漫画は画像データなので少し重いかと。試してないからわかんないけど)1万円を切った価格になってるのがありがたいですね。ここに関しては楽天Koboのお陰でしょう。

 ブログを読んでいる方の中には「いまさらSONYかよ」と突っ込まれる方もいらっしゃるでしょう。わたしもそう思いました。購入したのが9月の下旬です。期待していたKoboはKobo(笑)状態。食事の時に箸をもつ如く、本を読むときには線を引きたいわたしにとってKoboを選択する意味はまったくありませんでした。また、Kindleは6月に「年内に売り出しますよ〜」とKoboへの対抗策を打ったっきりで音沙汰なし。出る出る詐欺を待っててもしょうがねぇ、と思い切って飛びついたのがSONYの新機種Readerでした。電子書籍業界では後発のKindleに追いぬかれたものの、製品の歴史は長い。Wikipediaによると、なんと2004年から発売してたらしいんですね。その成果のあらわれか、店頭で使用感を確かめていると(Koboとは)段違いの反応。速度も正確性も何とかフラストレーション感じないぐらいのものではありました。これ、もうちょっとプロモーションしたら売れるんじゃねぇか?とSONYの経営を心配したぐらいです。
 おおよそ2ヶ月使用してみても、その感想はあまり変わりません。行き帰りのバスの中や電車の中で、あるいはカフェで、だいたい10冊程度読みました。読みながら線を引く。わからない単語をその場ですっと調べる。これらの機能がいかにありがたいか。謙遜ではなく本当に知識のない、漢字に弱いわたしにはもんのすごくありがたいのです。例えば「瑕疵」とか出てきても悩まずに済みます。辞書がひきやすくなったことで、ちょっとずつ自分でも読み方を覚えていったりします。うーん、今まできちんと読めてなかったことが明らかになってしまいますね。。。(;´Д`)
 あと地味にいい機能が、文字の大きさ調整ですね。乗り物に乗ってるときとかに、目に無理のない大きさで読むことができます。膝の上に置いたままでも字が大きくできれば読めるので、助かります。目が悪い人には重宝しますよ。ほんとに。

 とりあえず、今のところ使いにくさは感じていません。外に出るときに、カバンにポイっと放り込んでおけば暇つぶしできるのが嬉しくてたまんないぐらいです。業界的にもこれから大きく伸びるでしょうね。その伸びに合わせて、電子書籍化される本が増えるのを願いたいもんです。
 まだまだメジャーな本しか電子書籍化されていません。ここは当然というか、残念というか。紙の本が売れなくなれば、その分出版業界が厳しくなります。方向的には電子書籍化は止められないと思うので、出版の市場規模縮小は避けられない。だけども、そう簡単に既得権益は崩れませんし、急激に変えられても働いてる中の人は困ります。バッと広まるまで、あと半年から1年ってとこじゃないでしょうか?(Kindleの業績によりますが)端末が広がれば、書籍も出さざるを得なくなる。サービスの最下流、消費者から変えてかないと変わんないってのは、何だか切ない雰囲気も漂う部分ですね。
 個人的には電子書籍の数は早急に増えて欲しいと思っています。わたしが読むのはだいたいマニアックな本だったりするので、それらを少しでも早くモバイルに放り込んでしまいたい。わたしの事情ですが、5月に引っ越してからかなり本を読む量が減りました。そもそも本棚がない、って環境だから、参照する本の量も減っています。今の環境だと、本、置けないし、故に、本、買わない、なわけです。(そんでも紙の本でも10冊以上は買ってますけど。。。)これはあんまりよくない。9月に電子書籍購入待ったなしな気持ちになったのはそんなわけなのです。ノマドじゃないですけど、たぶんこれからも流転な人生です。モバイル環境は結構重要。
 なので、紙の本も好きだし買いたいけど、例えば電子書籍で一人の作家について読み込んでいけるようなぐらいのコンテンツ揃わないかなぁ、って期待しています。電子書籍業界の中の人たちにはすごくがんばって欲しい!

 毎週末SONYのReader storeに行って新刊を確認する。そんなのが楽しみになるぐらい、読書の体験が変わってしまいました。もちろん、従来のように読書することで広がる視野がおもしろい、ってこともあります。ただ、そのコンテンツへのアクセス方法が変わるだけで、これほど本と戯れられるようになるとは思ってませんでした。スマホ以前と以後では生活がガラっと変わったように、これからの読書体験は、もっと言うと情報への接し方は、また変わっていくんでしょうね。
 こういう新しさにはなるべく早く触れるのがいいと思ってます。もう28歳ですし、新しい動きに敏感に反応しておかないとスグおじさん化してしまいかねません。新しい技術を鼻で笑ってしまえばそれまででしょう。取り合わなければ、可能性は出てきません。人間に対してだって同じです。デカイこと言う人、馬鹿なこと言う人、トンデモナイ発想の人。その中になんか感じるものがあったら、とりあえず向きあうようにしておくのがいいと思うのです。SONYなら、2004年、発売当初のメンバーは今どんな気持ちでこの流れを見てるのでしょうか。夢物語が成っていくときって、どんな感じなんでしょうね?わたしはいちユーザーとして、wktkしています。





 あ、あと、最後に注意事項です。Webサイトのブラウジングとか、写真の表示はいまいちです。これは今の電子ペーパーには期待できません。おそらく。使い物にならない、って思ってしまえばいいかと。まだKindleも新しいKoboも触ってませんので、その辺もチェックしたいですね。新しい業界です。必ず市場があるとこです。ビジネスチャンスもあるかもですよ〜ヽ(´ー`)ノ


m(_ _)m