meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

未来志向の結婚パーティー

 3月の後半は、主に結婚パーティーでした。大阪→名古屋で仕事→東京→名古屋で仕事→東京→名古屋って感じで移動。8日間のうちに4つの結婚パーティーが詰め込まれていたのには驚きです。こうして呼んでもらえるのはすごく嬉しいし、ありがたいものとはいえ、ですね。。。重なるときには重なります。少し、体力・金力ともにヘタっておりました。
 それにしてもわたしの友達はみんないい嫁さん、旦那さんを見つけてきますね。どこから掘り出してくるんでしょうか? え? もっと積極的に探しに行かないと見つからない? あ、そうですか。ごめんなさい、そんな能力ぼくにありません。(;・∀・) 



 さて、今回の第何次目かの結婚ラッシュをこなしながら「結婚式って必ずしも過去志向なわけやないんやな〜」ってことを感じていました。結婚式っていうと、一般的には両親や周りの友達への「 報告・感謝 」がメインになるんじゃないかと思います。たぶん「今まで、ありがとう!これからもよろしく!」なんですよね。お世話になった人たちを招いて、これから「も」よろしく。転換点だから、ありがとう。転換点を過ぎても、継続してよろしく。未来を見ていないわけではないんです。でも、どっちかと言うと過去を重視する雰囲気があるなぁ、と思っています。
 ところが、夫婦のどちらか、もしくは、両方がプロジェクトを持ってると、途端に「未来志向」になります。これが今回、顕著に見られて、ほんとにおもしろかった。

 例えば。有機農家になる夫婦の結婚パーティーは、参加者が120人ぐらいでした。演出が農家っぽくなっていたのはもちろん、客席には農園のチラシ、ビンゴの景品は2人の家の石窯を使える券、出口では種まきです。種まきしたやつは持って帰って農園で育てるってことで、参加者のネームプレートとかつけちゃいます。「これ、結婚のときにkimuraが植えてくれたカボチャね」って言われる日が来る感じ。もう、2人の家に、農園に行くための工夫が満載です。この時点で農園の顧客には困らなさそうですよねw

 地方に移住する夫婦は、シェアハウスでのパーティー。ここも60人ぐらい、いわゆるソーシャルな人たちが全国各地から集まってきました。で、そんな人たちに移住する先でとった鹿肉とかを提供してみたりですよ。いやぁ、うまかった(笑)トークセッションがはじまって、移住先の市役所?の職員の方がどんな地域の魅力を紹介する。プロジェクターにキレイな写真がたくさん映されて、もう行くっきゃないよね、な雰囲気です。巻き込むこと前提の演出で、それが楽しいしおもしろいんです。

 これらを「その2人らしさを出した演出」と思うこともできますし、たぶん、そうなんですけども。それでもね。きっちり、プロモーションにしているのです。「香り」でブランドを立ち上げる子の結婚パーティーでは、モロにプロモーションビデオ流してましたし。結婚ってのは、プロジェクト型の夫婦にとって絶好の営業機会なんです。なんせ、興味のありそうな人が、たくさん、自ら来てくれるのですから。

 こうなると、すごく未来志向な色合いがぐんと増します。これからも友達でいてね、ではなくて、これからも仲間だし、(極端に言ってしまうと)これからは顧客にもなってね、ってことです。新たな関わり方を提示してもらう感じです。非常にうまいやり方だし、気持ちのいいやり方だと、わたしは思います。

 あと、もうひとつ。プロジェクト型の場合、結婚パーティーの意味が少し変わります。「わたしたち、結婚します!」宣言に、「わたしたち、プロジェクトやります!」宣言が加わるんです。結婚パーティーで言ったからには、もうやるしかないです。絶対やる。ずっとやる。結婚とプロジェクトを合わせることで、もうずーっと続くことなのだ、ってことをしっかり周りに示してしまいます。それは、ライフワークになることなんだと、こちらも認識します。そんで、その覚悟が、共感を呼んだり、応援団を育てたりする。

 まぁ、そういう場合、ライフワークが見つかったから、パートナーも見つけることができた、とも言えるかもしれません。ニワトリが先か、タマゴが先かみたいな話ですけどね。



 ともあれ。わたしはその辺でダラダラしつつ、みんなの行く末を見守りたいと思います。結婚式も数をこなしてくると、相手もいないのに「 あの結婚式のこの辺を真似したいな 」とか考えてしまうから不思議ですなヽ(´ー`)ノ



m(_ _)m

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