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meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

格安航空(LCC)ってやつを使ってみた


【ゲストハウスのオーナーさんが焙煎するコーヒーがものすごく美味しかった】

 実はGW中に、少しだけ札幌に行っておりました。ほんの少しだけ。航空券は往復で、だいたい18000円ぐらいです。(行きが12000円/帰りが5000円程度でした)空港と都市部の移動費を考えると、2万円をちょっとオーバーするぐらいになったでしょうか。「札幌に行く」ってことを考えると、ここまで安くなったのか!と思っていただけるかと思います。ちょっとした感動もんですね。

 今回の目的は「LCC、格安航空を使う」ことです。とにかく、この、安くて遠くまで行けるサービスを使ってみたかったのです。旅行を思い立ったのが4月の後半。即決行動していたことになります。セントレアからは、札幌と福岡に飛んでいたので、、、「うーん、じゃ、札幌で!」てな勢いです。こんな思いつき旅行をしたのは、だいぶと久々な気がします。昔はもっとポンポン飛び出してたんですけどね。もうそんなに若くない、、、?
 たぶん普通の方の感覚からすると、ものすごい直前に航空券をとって、乗ったことになります。個人的にはそんなタイミングでもまだ空席があったことに驚きです。いちおう、GW期間に行ったハズなんですけど。認知度の低さか信頼性の問題なのか、行きも帰りも隣が空席状態でした。
 使ってみて、その快適さにこれまたびっくりしました。荷物制限が厳しいのでは?とか、キャビンアテンダントの対応が雑なのでは?とか、そんな先入観にとらわれていたってことですね。持ち込み荷物は、よっぽど見た目からオーバーしない限り追加料金をとられなさそうです。10kgの重量制限もありますが、重量を量られることはありませんでした。ちゃんと制限を守ろうとする意志があれば、そんなに厳しいものではなさそうです。
 フライトも至って快適です。飛行機にしては小さいかもな客席ながら、清潔感・高級感もあり、リラックスして座ることができます。国内とか、韓国ぐらいなら飛行時間も短いので、何も気になるところはありません。1時間半ぐらいで着いたので、離陸着陸の時間考えると、ほんとにスグです。じっくり本を読む暇もないぐらいでした。
 あと、チェックインもめちゃくちゃスムーズです。ウェブチェックインってのをしておくと、空港に入って、そのまま物品検査するところに行けます。離陸1時間前に空港に着いていれば、十分過ぎるほどに時間が余ります。今回は家から札幌のゲストハウスまで、だいたい6時間ぐらいでした。たぶん、次からはこの移動時間が30分ぐらいは短くできる気がしています。電車では考えられない速さです。

 考えてみると、飛行機に乗ったのは学生のとき、ネパールから帰ってきたとき以来でした。名古屋に来てからも、あれやこれやと動いていた気がするのですが、パスポートの期限も切れたまま、長期の旅行や遠出をする機会を得られずに、つくり出せずにおりました。そんなにお金もかけられないもんだから、移動手段はいつも「青春18切符」です。こうなると移動自体にすごい時間がかかってしまうので、やっぱり遠くにいけないし、その場所をじっくり楽しむってことができません。これがずっと気にかかっていました。
 まちづくりだの、地域活性化だのに、意図せず巻き込まれてきたわたしです。これでも場所に対する想い入れは結構強い。できれば行った場所に注力したいし、そこにお金も時間も投資したい。その障害になっていたのが「移動コスト」です。「なぜJRにこんなにお金を注がなければならないのか?」って感じたことのあるNPO関係者は多いハズ。何が不当なのか全くわかりませんけども、わたしにとって日本の移動コストは不当に高いのです。
 こういう話をするとき、わたしはインターネットを思い浮かべます。インターネットが発展したひとつの要因に「情報の移動コストが無視できるほどゼロに近づいた」ってのがあります。これがあったから、情報は自由に飛び回ることができるようになった。自由に飛び回った結果、いろんなところで異質な情報がぶつかって、何かを生んできた。自由に飛び回ったから、各地の小さな、マイナーな分野の仲間が集まってコミュニティをつくることができた。それらを考えるとき、じゃあ、わたしたちの移動コストを下げるとどうなるのだろう?とワクワクしてくるわけです。
 『どこでもドア』をつくって欲しいって気持ちもあるけど、それはさすがに旅情に欠けますね。格安航空って、旅行する情緒も残したすごくいいバランスの移動手段だと思います。これで3連休あれば、名古屋から札幌、福岡、鹿児島に行けるようになります。もっと航路を増やして欲しい。旭川稚内、松山や仙台にも飛べるようになったら、絶対楽しいことが起こります。泊まったゲストハウスで、たまたま会った人たちが、何かの意味をもってくることもあります。だから旅行っておもしろいんです。どこかで、そのときの自分にとっての必然が紛れこんでくるもんなんです。

 現段階では、格安航空は地域と都市を結びつける革新的なサービスだと思ってます。もっと近場に目を向けろよって言葉も聞こえてきそうですが、わたしは「遠くて、まだわたしが何も知らない土地」の力を信じてるところがあります。絶対、その方がおもしろい。

 ってなことで、今年中には1度、鹿児島に飛ぶつもりです。6月ぐらいに就航するらしいので。鹿児島は行ったことがないので、今からめちゃくちゃ楽しみだったりしますヽ(´ー`)ノ




m(_ _)m

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