と、思っている。なんでまた類語辞典かというと、まだ持ったことがなくて、使ってみたいからだ。単純明快、てか、今まで持ってなかったかんかいな、と自分にツッコミをいれたいぐらいである。
もちろんWeblioとかは使ったことがある。わりとヘビーユーザーかもしれなくて、文章を書いているときにはちょくちょく言葉の意味を調べている。書いているときに意味がわかっていない言葉がなぜ思い浮かんでくるのかは謎だけど、あやふやなままで使うわけにもいくまい。なので、わたしが文章を書くときには常にオンラインであることが大切だったりするのだ。WiMAXを手放せない理由はそういうところにもあったりする。
●◯。。。...
それはともかく、類語辞典である。意味の似た言葉をたくさんに連ねてある、そのパワーを自分の中にインストールしてしまいたい。そんな欲望に駆られている。(ちなみに、この場合、買っただけで満足して活用されないという愚の典型パターンに陥る危険が非常に高い。家の中にはまだインストールされていないソフトウェアがたくさんあるだ。ああ、もったいない)
そんなわけで、まずはリサーチである。「とりあえず検索」ができるのは現代っ子の特権なのである。「類語辞典」で調べると、WeblioなどのWebサービスがたくさん出てきて邪魔であった。「類語辞典 おすすめ」で調べてみると、「おすすめ」の同義語が出てきた。違う、それじゃない。
求めているのは、何となく、やっぱり紙の辞典なのであって、インターネット上の辞典でもないし、アプリでもないのである。ちょっとアプリは気になるけど、手元のiPhoneで調べたりできるのは興味があるけど、ここは古風に、真っ当に、紙の辞典を使ってみたいのだ。ほんとに使うかどうかは別にして。
こうやって、1ヶ月ほど思いついたときに検索をかけて、ちょいちょいと探索をし続けた結果、たどり着いたのが以下の記事である。結局、千夜千冊なのかよ!と自分にツッコミを入れつつ、読んでしまったからしょうがない。
775夜『角川類語新辞典』大野晋・浜西正人|松岡正剛の千夜千冊
ふむふむ。『角川新類語辞典』がおもしろいらしい。ふむふむ、むむむ。
しかし、この辞典、1981年の出版である。これはちと古いんでないかい?と疑いたくもなる。新版はないのかしら?と下にスクロール。ここでAmazonの罠にかかってしまうわけだ。待ち受けていたのは『てにをは辞典』だった。
レビューを見るに、こちらもなかなか楽しそう。類語とはちょいと離れるけども、なんか言葉の幅は広がりそうだし、『角川新類語辞典』みたいな格式高いハードルが感じられない。なにせ装丁が可愛い。見本ページを見に、三省堂のホームページまで行ってしまった。と、なると、『てにをは連想表現辞典』も気になってしまう。うう、悩む。
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正統派で『角川新類語辞典』にするか、新しさと可愛さに負けて『てにをは辞典』にするか。ぶっちゃけこうやって悩んでいる時間の方が、辞書をひく時間より長いんだろうなぁ、と思いつつ。今日もちびちびと検索をしておりますです。
m(_ _)m
- 作者: 牧田智之
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