meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

35歳の秋の日の雑記。

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 朝から晴れた。小春日和ってのは、冬の初めの、春のように暖かい日和のことをいうらしい。まさに小春日和。気持ちのいい日差しが差し込んでいる。
 今日は朝遅くにのそっと起きて、ご飯を食べてからバタバタと洗濯を済ませた。夕方には名古屋で友達の結婚パーティがある。こういうときにしか使わないストロボを引っ張り出して、カメラは今、充電中である。結婚式用のシャツには染みがついてしまっていた。とりあえず漂白してみているが、取れるかどうかはわからない。
 youtubeフジファブリックの『若者のすべて』を流しながら、これを書いている。さいごの~、はなびにぃ~、ことしもぉ~、なったなー。いつまで夏の終わりを味わってるんだか。マイブームは、フジファブリックのこれとOfficial髭男dism。髭男は芋っぽい(大変失礼)感じがなんかクセになっていたりする。島根大学出身だし。

●◯。。。...

 ひと息つく。日曜の午前だ。ずっと不安定な状態だったものが、少しずつ、落ち着いていく感じがする。グラグラがフワフワになっていく。不安があって、軽さがある。
 先週ぐらいに、内定の電話があった。一旦出ていた結果を覆しての話しで、ありがたさと戸惑いが同時に巻き起こった。びっくりするほどの「間違い発注」である。職種は違い過ぎた。自分の行き先に対する自信のなさは強かった。
 でも、その不安を別にすれば、とてもいい話だった。逃すにはもったいなかった。正直、連絡があったときから、ぼくは引き受けるだろうなと思っていた。数日考えながら過ごして、やっぱり、引き受けた。未だに、ほんとに決まったのかなぁ、などと考えてしまう。35歳の未経験とるなんて、なかなか信じられたもんじゃないのだ。
 少し期間があるので、その間は予習しながら現状を維持する感じになる。ほんとなら、落ち着いてこんなことを書いている場合じゃないのかもしれないけど、まぁいいかな、と思える。腰を据えて前を向けるのは、ありがたいことだ。

●◯。。。...

 ほんとに、人生ってのはよくわからないもんで、振り返るとむちゃくちゃなことをしながら、なんとかかんとか、生きている。あんた、なにがやりたかったのさ、なんて聞かれても、答えられる気がしない。
 つけ置きしていたシャツを見てきたら、染みは落ちてなかった。残念。今日の結婚パーティは別のシャツでいくことにする。これから昼ご飯を食べて、アイロンをかけて、洗濯物を取り入れて。
 次の職場が決まったハズで、決まったものができるとモノゴトの実際も進む。通勤には車が必要になる可能性が高い。アパートの引っ越しもあり得る(場所はいいんだけど、裏の家からの騒音がひどいのだ)。それらの現実問題に、取り組み取り組みして、いつの間にか老いていくのだろう。
 たまに、こういう時間がもてる幸せを、噛みしめる。

 

m(_ _)m