毎日暑い。特に夜暑いのは辛い。昨日は久しぶりに眠れなかった。どうしても寝付けず、携帯を見ると0時40分。気温は、30.2℃だったか、30.4℃だったか。少し記憶が曖昧である。気温を見ても何の解決にもならない。真夜中の真夏日かよ、とか思いながら目を閉じる。暑い。サーキュレーターで空気は動かしている。いつもならこれで眠れているのだが、どうにも、体が熱い。
無理は禁物と起き上がり、リビングにあった扇風機を持ってくる。一旦身体を冷やさないとどうにもならなさそうなので、冷凍庫から保冷剤を取り出した。タオルにくるんで頭にのせる。脇に挟む。何とか浅い眠りについた。こりゃあ、クーラー使えるようにしないといかんかもしれんなぁ、とぼんやり考えながら。
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毎年々々あついあついと言いながら過ごしている。昔はもっと涼しかっただとかいう話には懐疑的なぼくではあるが、それにしても、ここ数年の暑さには「温暖化してるんだぞ感」を感じてしまう。どんどん暑くなっているのだ、これから更に暑くなるのだ、と言われているようで、気が滅入る。
それもこれも、我々人類が温室効果ガスなるものを排出し続けてきたかららしく、電気も使って車にも乗っているぼくは、まぁ、何も言い訳ができない。いやいや、地球のリズム的に氷期から間氷期的な話で、暑くなってるんだよ、みたいなことも聞いたりするけど、だからどうにかなるもんでもなく、事実としては、暑いのである。
ぼくが生きているうちは多分この傾向がずっと続くのであって、地球の熱宇宙へ排出装置みたいなのか、温室効果ガス酸素と炭素に分解しちゃうぞメカみたいなのができたりしない限り、夏の暑さは過激なままだろう。早いとこそんなドラえもん的イノベーションが起きてもらいたいもんである。他人任せで申し訳ない。小市民らしくエコに生きて、バタフライ・エフェクトをバタバタさせるから許して欲しい。
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次世代を生きる若者たちはもっと辛いのだろうかなぁ、なんてことも考える。それとも暑さに慣れてしまったニュータイプ人類が誕生するのだろうか。うーん、それはちょっと想像できない。40℃超えるとタンパク質とか、素材の限界が出てくるだろうから、きっと根本から変えなきゃいけなくなる。生物的な環境適応はきっと難しい。
否応なく環境は変わっていくし、個体が適応できないなら、やっぱりシェルター的な、ここでだったら生きられる場所を部分的につくりあげる方向になる。そういう意味でもクーラーは偉大だ。クーラーが発明されていなかったら、今のぼくらは熱中症まみれになっていたかもしれない。
それなら新しい方式の、室外機で熱風を放出しないタイプの、エコフレンドリーなクーラーをつくってみるのはどうだろうか。熱エネルギーをいい感じに変換してもらえると、とっても都合がよい。じゃあ、そんな感じで、誰か、お願い。
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もうここまで来ると夢の道具の登場を待つしかないように思えてくる。個人の努力はもちろん大切なのだけれど、それだけじゃ突破し切れない状況になっている。かつては、車も飛行機も電話もテレビも夢の道具だった。そういう、荒唐無稽の便利道具が登場しても、別におかしくはないハズなのだ。
ガンバレ、人類。マケルナ、人類。きっとできるし、できなきゃ死ぬのだろう。世界ってのは案外、情け容赦ないもんなのだなぁと、思う。
m(_ _)m