meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

35歳未経験SE爆誕まで、あと3ヶ月となりました。

というわけで、大晦日です。タイトルの通り、4月には35歳未経験SEとして働きはじめることになっています。未だに信じられないことですが、さすがに嘘ではないでしょう。病院勤めのSEです。何やるのかは、まだイメージできていません。勉強中です。よく内定が…

命について考える。

帰省を控えた時間。外は雨。今日はひとりで家の中にいる。朝から洗濯を済まして、冷蔵庫の中に残っていたものを食べる。しばらく家をあける。戸締まりをしっかりとして、荷造りをして。今夜の同窓会の時間を気にしながら、パソコンに向かう。 次の職場は、命…

振り返りと記憶。2019年を顧みて。

今年も年末を迎える。もう年末かと、心底思う。時の流れは速い。一方で、去年の年末を昨日のことのように思えるかというと、そうでもないから妙である。年末がスグに来たな、という感覚と、去年の年末を遠い昔のこととしか考えられない感覚が、同居している…

応用情報技術者に合格して地味に嬉しいので、その勉強法とかについて書く。

応用情報技術者に合格していました。びっくりした。絶対に落ちていると思っていたし、思っていたから自己採点なんかする気も起きず、受験したなりそのままそっぽを向いていたのでした。今でもほんまに受かったんかい、な感じなので、やっぱり採点ミスでした…

仕事のできる困ったちゃんと、仕事のできない困ったちゃんへの対応について

世の中の仕事の8割は困ったちゃん対応である。と、感じることが多い。言葉が通じないのだろうかというぐらいなトンデモ理論で攻めてくる困ったちゃんは、自組織の外にもいるし、残念ながら、まっこと残念ながら、中にもいる。 当然ながら、中にいる方が厄介…

無印良品化してゆくインナーたち。

無印良品のインナーがアツい。インナーはユニクロ派だったのだけど、いつの間にか無印比率が高まっていた。気がつけば、シャツもパンツもくつ下も無印である。もちろん、まだまだエアリズムにもヒートテックにもお世話になっているのであるが、こんなに無印…

35歳の秋の日の雑記。

朝から晴れた。小春日和ってのは、冬の初めの、春のように暖かい日和のことをいうらしい。まさに小春日和。気持ちのいい日差しが差し込んでいる。 今日は朝遅くにのそっと起きて、ご飯を食べてからバタバタと洗濯を済ませた。夕方には名古屋で友達の結婚パー…

問題寛容型社会が必要なのだと思った。

前々からいつか行くぞと意気込んでいた「庭文庫」に行ってきた。岐阜県東濃、恵那の山間にある古本屋さんである。秋晴れの爽やかな午後、店主の代わりに年老いた猫が迎えてくれた。 店内の雰囲気は、まぁ、想像通りの古民家レトロおされ風。意外と広くて、本…

対話はどこまで有効か。分かれた世界との付き合い方。

今どき用語で便利な「対話」。同系統の用語である「ファシリテーション」と同じく、いろんな場面で使われ過ぎて、ゆえに、場面々々で都合に合わせて様々な解釈が飛び交っている。対等に話し合うことだとか、お互いに腹を割って話すことだとか、2人で話すこ…

クレームは社会をよくするか。あるいは、利益世界の交渉力について。

怒られた。相手の不備に対応するための電話をかけたときに、相手にクレームをつけなかったことを怒られた、らしい。こちらが強く出なかったから、ということであろうか。わたしにはその意味がわからない。理不尽な怒られ方をして、しばらく何にもできなかっ…

体重のその後。

今年の目標は体重55kg、ってなことをこのブログにも書いたような気がする。が、しかし、痩せ型低体重に悩むわたしの体重は一向に重くなる気配を見せないまま、2019年も残り2ヶ月となってしまった。 最初の方は筋トレを頑張ったハズだけど、なんか冬から春に…

35歳になった。意味を見失った。

誕生日を迎えて、35歳になってしまった。35歳。実感はない。いつの間にか、こんなところまできてしまっていた、というぐらいに、信じられない数字である。自分自身にびっくりするし、落胆もする。 35にもなると、だいたいのことが決まってしまう。何かを成す…

わたしを勝負に巻き込まないで。

秋なのに暑い。夜も21時をまわったというのに、気温は下がってくれていない。扇風機がまわる、9月末の夜。昨日はもっと涼しかったような気がするが、どうだったか。 この日曜日は家にこもった。でも、なんとなくいい天気で、家の中にも気持ちのいい風が入…

ラグビーワールドカップ見てきたから、写真をあげるよ

自他共に認めるにわかファンである。1年前にチケットを取るときには、見に行くのんかいなぁ、ぐらいのテンションで、ぶつくさ言っておった。見に行くことになってからも、かなりのうしろ向きで、えーっとぼくも行くんやったっけー、みたいな態度で、大変に…

本部と現場。

いわゆる本社と言われるところにいる。踊る大捜査線で言えば、室井さんの方で、青島刑事の方ではない。事件は会議室で起きてるんじゃない、と、何度言いたくなったことか。言わないけど。言うようなやる気もないけど。 現場を知っているわけではない。ないけ…

『凡人のための地域再生入門』木下斉

『凡人のための地域再生入門』を読んだ。看板に偽りあり。タイトルにひかれて読もうと思った人にはオススメしない。地元がヤバいかもしれん、と思った一般ピープルができることについては、ほぼ、書かれていない。書かれているのは、凡人っぽい人がスーパー…

株式投資をはじめてみて、思うことなどを少し。

すんごい今更ながら、株をはじめてみた。今までやらなかった理由も、はじめてみた理由も、大したことではなくて、なんとなーく前からやってなくて、そろそろやってみっかー、ぐらいの勢いでゆるくはじめてみた感じである。老後に2,000万円必要だなんてニュー…

長良川に花火を見に行ったから、その写真をあげるよ。

今年は花火に振られ振られた。7月下旬に行こうとしていた大垣花火は雨かなにかで順延。これは行こう!と意気込んでいた羽島の花火は台風をくらって水曜日が金曜日に。金曜には行くぞ、行くんだぞ、と決めていたのに河川の増水がおさまらずであえなく中止。…

何がしたかったんだっけ問題。

30代も半ばにさしかかって、何がしたかったんだっけ問題を抱えている。何かがしたかったわけではない。なんだけど、何だかいろいろなことをしてきて、できたことも、できなかったこともあって、結局、何かの専門家になったわけではない自分が残っている。…

文体と立ち居振る舞い

何か伝えたいことがあるとして、そいつをひとまずメッセージと呼ぶことにする。そのメッセージを文章にのっけて、相手に届けようと考える。このとき文章はメッセージの乗り物になる。では、乗り物はどのように着飾られているか。 例えば会社で、同僚に。前に…

『生活者の平成30年史』博報堂生活総合研究所

生活総研は昔から好きで、たまにWebサイトを眺めている。データがたくさんあって、グラフがキレイで、ちょっといいことっぽいことが書いてある、あの感じ。特にそのデータを使ったことも、使えそうなグラフを見つけたこともないのだけれど、つまりはとっても…

生産性の呪いを超えていけるか

参議院選挙ではれいわ新選組の山本太郎が落選した。その代わり、特定枠で重度障害者の2名が当選となり、その存在が、既に制度の矛盾に切り込んでいる。人間の価値を生産性ではかる世の中になってしまっている。それを変えたい、というのが山本太郎の主張の…

『いつかいた場所』酒井咲帆

ちょっと手に入りづらい写真集かもしれない。ぼくは大阪だったかの本屋さんが運営している「雲の生まれるところ」というオンラインストアで買うことができた(ちなみに、これを書いている時点で在庫数は1になっている)。先に言っておくが、名著というわけ…

蒸し暑い日の雑感。

雨はやんだものの、ずっと曇っていて蒸し暑い。気温は30度にはいかないくらい。それほど高いとも思えない。それでも、不快感は強くって困る。ちょっと活動するとじとっとした汗をかく。こういう気候は消耗する。今年は本当に、梅雨あけが待ち遠しい。 雨が降…

データはひとつでも、認識はたくさん出来上がる。導かれる結論は1つにゃなんないってお話

例えば、5月の売上が100万円だったとする。これを多いと見るだろうか、少ないと見るだろうか。 ほんの少し考えればわかるかとは思うが、答えは「多いも少ないもわからない」である。単月の売上だけ見せられても、その事業の規模だとか、今までの推移だとか、…

簿記2級に合格して地味に嬉しいので、その勉強法とかについて書く。

【写真は「どんこ」。6月のわたしはこんな感じだったかも】 こっそりこっそり、日商簿記2級に合格しました。ほっと安心、ひと安心。正直、びみょーな出来でしたので、どうかなぁ、まぁなんとかなってるだろうけど、もしかしたらまた落ちてるかもしれんなぁ…

日本の価値観は変わったのか問題。

諸事情あって、『下り坂をそろそろと下る』を読みました。けっこう久しぶりの再読。話があっちこっちにいっているなぁ、という感触は前と変わらずでしたが、やはり、感じ方は変わるもので。昔ほどヘビーなボディーブローを受けずに、どちらかといえばスイス…

BUTSUYOKUまみれ。

最近の課題は、消費することでしか充実感を得られなくなりつつあることである。と、自覚してみた。なんとなく欲しいものはいっぱいあって、土日になるとそれらを検索したり、安価なものは実際に買いに出かけたりしているのであるが、それに比べて、生産的活…

1年ぶりの松江帰省。

島根県松江市に来ている。なんか、犯人が犯行現場に帰ってきたような気持ちだったり、そうでもなかったりする。1年前まで、松江市民だった。3年間ほど松江に住んでいた。岐阜に引っ越したのが、去年の5月29日のことだった。 ほんとにまるっと1年ぶりだ…

もう終身雇用なんて守らなくていいと思っている

トヨタの社長が終身雇用難しい発言をしたとかいうニュースが聞こえてきた。もう時代も令和だし、そろそろそうなるだろうなぁ、なんて転職まみれのぼくは呑気に受け取った。そりゃあ、そんな雰囲気にもなってくるだろう。日本型経営を続ける企業があってもい…