meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

応用情報技術者に合格して地味に嬉しいので、その勉強法とかについて書く。

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 応用情報技術者に合格していました。びっくりした。絶対に落ちていると思っていたし、思っていたから自己採点なんかする気も起きず、受験したなりそのままそっぽを向いていたのでした。今でもほんまに受かったんかい、な感じなので、やっぱり採点ミスでしたー!って言われても信じる。年末お片付けのときに受験票が出てこなかったら、点数確認もしなかった。ほんとに驚きました。
 ちなみに、午前が72.5点、午後が78.0点。午前はストラテジ系が90%、マネジメント系が100%、テクノロジ系が60%の正答率でした。意外とギリギリセーフなわけでもなし。知識が身についてる気はしないけど(汗)。午後はセキュリティの他に、経営戦略、データベース、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメントを選択。全体的に、テクノロジな分野を避けて、それ以外で押し込んだ感じでした。まぁ、そうなるよな。非エンジニアの一般ピーポーが受けたのだから。

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 さて、勉強法。前提として、ITに得意感のある一般事務員が受験した感じです。Webな会社に勤めた経験があるので、htmlとかcssはちょっとぐらいわかる。でも、アルゴリズム、サーバー、ネットワークなんかはサッパリ。現職でMYSQLを使っている(といっても、ローカルで完結させて、自分でちょいちょいイジってる程度)ので、データベースには少し慣れてるレベル感でした。
 そんな野郎が基本情報技術者をすっ飛ばして、応用情報技術者を受けたのは、無謀っちゃ無謀だったかもしれませぬ。ただ、基本情報技術者試験の方が計算問題などのテクノロジな内容が多いという噂を見つけて、実は応用情報技術者の方が受かりやすいんじゃね?と狙ったのは事実でした。実際、調べてみると応用情報を先に取ってる人もいるようです。特に文系の人は、応用の方が取りやすいかもしれません。
 勉強期間は、多分、4ヶ月ぐらいです。まずはザクッと内容を入れるために『キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者』を読む。

キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和02年 (情報処理技術者試験)

キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和02年 (情報処理技術者試験)

 

  分厚いんですが、まずまずわかりやすく、初心者向きでした。初めて知ることが多くて、へー、パソコンってこーなっとんかいなー、みたいな発見もあり、わりとテンション高めで読了。助走期間含め、2ヶ月はかかったと思われる。
 テキストで初めての知識を入れつつ、通勤時間にちょこちょこスマホで午前対策。以下のサイトに過去問が詰まってるので、それをとにかく解きまくりんぐです。試験直前までお世話になったから、間もあけつつ2ヶ月ぐらいやってたかも。本番でも過去問がそのまま出ます。どしどしやるべし。

 ほんで、問題は午後の記述試験ですよね。正直、夏から秋にかけては転職の試験も重なってたので、ほぼ諦めかけつつ、問題集を1冊買いました。お金かけて買えばやるじゃろ方式です。レビューを見つつで、よさそうだった『応用情報技術者 午後問題の重点対策』を購入。必須となるセキュリティと選択予定の分野に絞って解きました。

2020 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (重点対策シリーズ)

2020 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (重点対策シリーズ)

 

  選択しない分野は放ったらかし。そこまで手がまわらぬ。午後対策は1ヶ月前くらいからでした。遅い。

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 そんなこんなで、だいたい午前の選択式問題の正答率が7割弱ぐらい、午後は解ける問題であれば解けるし、解けないのが来たら惨敗な程度に仕上がりました。まぁ、無理じゃろう無理じゃろうと言って、試験を受けに行き、午前が終わった時点で意気消沈。午後は記念だわーとか言いながら、とりあえず時間いっぱい粘ってはいました。感触は、全くよくなく。これで合格したんだから、ほんとラッキーなんだろうなと思います。
 結果よければ全てよし、でいいかというと、そうでもないでしょう。結局、何ができるようになったわけでもありませぬ。知識も、少しぐらいしか身についておらず。むしろ、これから精進しなければ、ですね。がんばります。

 基本的には、理論を入れてから問題を解いて定着させるな流れで勉強しています。ただ、最近思うのは、頭に定着させるためのエクササイズ回数を増やさないと、覚えきれないなぁ、ってことです。若い頃はもっと覚えられたのに、とは言いませんけど(昔から記憶力は弱かった)。どうも頭を使ってぐーっと考え込む体力が低くなってきているようなのです。
 そういうときには、スマホでの千本ノック的な問題解き解きが結構有効ですね。便利になったもんです。問題解いて、わかってなかった理論の隙間を埋めていくようなイメージでやってます。
 来年は新しい分野にも入っていかなきゃならないので、年齢と状況に合わせての試行錯誤をしながら、学習していこうと思っとります。

 

m(_ _)m