meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

価値の出し方


 昨日の記事を見た方は、大変残念がられただろう。
 クリック詐欺みたいなものだw

 そんなわけで時間を無駄にされた方も多くおられる
 だろうが、好き勝手やってるわけだから仕方がないと
 あきらめてみてくださいまし。


 さて、そんなわけでそんなわけで、価値の話。
 いわゆる啓蒙だの社会問題などに向かっていると、
 よく疑問になるのだが、こういう、「まず課題ありき」
 の動きというのは価値の出し方が特殊な気がするのだ。

 多分、価値というのはその人を幸せにするもので、
 単純に考えてしまうと、幸せの度合いは上がったり
 下がったりするものだと思う。

 と考えて、商品とかサービスの価値の出し方をある程度
 類型化してみると、以下のようになる。
 (まぁ、もうちょい考えたらもっと種類多くなるだろうが)




 社会問題だの、何だのの動きってのは、問題の当事者
 にとっては、一番下の形になるだろう。

 でも問題に関係のない人とか、普通一般の人ってのは、
 問題なぞ知らずに、おそらく基本的には幸せに生きてる。
 そこに、問題を伝えるのだから、一旦はテンションを
 下げることになる。

 つまりは、一旦下げて、上げる部分に価値を出す。

 この形は、なんだか釈然としないものがある。
 ヤのつく職業と同じなのかもしれない。
 (もっともヤクザ屋さんはもっと違う価値を持っている
  気がするのだが)

 こういう風にミクロで考えると、案外変な価値の出し方を
 してるもんかもなぁ、とか思って、一般企業がうらやましく
 なったりもするのである。

 ま、価値なんて、こんな2次元的に捉えられるもんでも
 なかろうがな。