肯定感。
「 社会問題 」って言葉がある。
今の社会は様々な課題を抱えている、とか。
問題意識を持って行動すべきだ、とか。
そういう言葉を聞いていると、あたかも問題だらけの世界に
いるように思えてきてならない。
まぁ、実際そうなのかもしれん。
が、
僕としては、まぁ豊かで幸せな時代に生きていると思っている。
こんな身分で何とかやっていけてるのも、この豊かな時代のお陰
であろう。
なんか、今、定年退職を迎える団塊の世代の人の中には、
「 こんな世の中にしてしまった 」みたいな後悔があるという
話も聞くんだけど、
いやいやいやいや、いい世の中じゃないですか。
暮らすに不自由せず、ニートができるような経済ができたのは、
明らかに先人たちの功績であって、もっと胸をはって誇って
欲しいものだ。
問題解決もいいけど、
現状を肯定してみるのもいいのでは? と、よく思っている。
そんなに無理せず、ありのままの今の姿を受け止める。
「 ああ、いいじゃないの 」と言えれば、それでいい。
僕の場合、課題を解決して誰かを救いたいわけじゃない。
多分、みんなで課題を解決しようとあーだこーだ言ったりやったりする
ことに楽しさやおもしろさを感じているのであって、
そう考えると、「 課題のない社会 」ってのは、僕にとって
何のおもしろみもない世界だったりするのである。
課題の当事者にとってはとっても失礼なんかもしれんがね。
ま、メディアが描いているほど、この世界は悪いもんじゃない。 と、思ってます。