meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

ひとつの区切り。覚悟ってのは、いつの間にか持っているもんだなと思ったこと。

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 お久しぶりの投稿になります。kimuraです。結局、全然ブログを書けないままでした。(;・∀・) なかなかむずかしっすね。短時間で、短く書くって。ちなみに、写真はこの前の大雪のときの写真です。そんなに積もってないんだなぁー、これが。


 さてさて。この4ヶ月向き合ってきたことが、ようやくひと区切りとなりました。びっくりするようなことの連続で、まぁ、しんど楽しかった。なかなか体験できないようなことをさせていただいてるなと、感謝しきりなのでございました。

 

●◯。。。...

 もともとそんなにしっかりとした目的があるわけでもなく、自分から手を挙げたような感覚もなく、でも、たぶんここだろうなぁ、なんて思っちゃったりして(←勘違い)、魔が差したように引き受けたような、そんな取り組みでした。いや、取り組みというか、格闘や奮闘と言った方がお似合い。脇目もふらずに向き合うしかないっ!ってキャラじゃないのでそれなりにふんわりまったりはしていたけども、いやはや、それでもスポーティでマッチョで真剣だったのだと思います。
 本当に驚いたのは、自分が自然とそうなっていった、ということです。引き受けるときはそれなりに緊張はしました。とはいっても、腹に力がこもっていたわけでもなく、やるか、といったぐらい。それがいつの間にやら、流れに任せるままに怒涛に飲み込まれていきました。
 あるとき、ふと、なんでお昼ごはんも食べずに向き合ってるんだろう?と気付いたとき、ああ、これが「覚悟」ってものなのかもしれんと、そんな考えに至りました。最初に持っているものなんて、想像が行き届かないのもあって、小さくて、薄くて、弱いものでしかない。初心を大切に、とは言えど、初心にどれほどの力と実感があろうか。渦中の過激さ、切実さ、劇的な体験にはかなわんのです。だから、覚悟は最中に生まれているんじゃないか、とか思ったのでした。

 

●◯。。。...

 もうだいぶ昔の話になるけど、「覚悟を持て」とか言われたことがあったような、なかったような。何かを始めるときにはそれなりの覚悟が必要とかなんとか、といったことだったかと。たぶん、これは違うんですよね。最初っから強くある必要はない。旅立ちはふとしたことがきっかけです。困難に出会って、やっと自分の目的が見えてきます。
 目的→計画→実行→評価、なんて流れを参考にしてもいいけど、そいつに囚われちゃいけない。本当のことは、もっと柔軟です。覚悟なんかしなくても、こっちだな、と思う方向に進めばいいんじゃないでしょうか。

 はじめに勘違い、渦中は過激、抜けて覚悟、なのかも。なんか恋愛みたいですな。

 


m(_ _)m

 

 

 

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