そうそう、なんだか以前からゆるゆると計画していたマイプロ@名古屋
の告知を忘れておりました。ってか、誰が発表するんだかわからず、全
然組み立てられないという事態に陥っているわけですが(笑)
とにかく、マイプロ、やります \(^0^)/
さてさて、その告知ですんで、「 マイプロとは何ぞや? 」ってとこ
を話さないといけないですね。ちょこちょこ、このblogでもマイプロ
に関する記事が出て参ります。
【 12月のマイプロ ゆらり庵にて 】
マイプロとは?
→ マイプロジェクト の略
→ マイプロフィール の略っていう説もあるらしい。
簡単に言えば、みんなの前で自分の「 プロジェクト 」を発表して、
そのフィードバックをもらう、ってなことです。やることは簡単。但し、
ちょっとしたコツが必要です。
【 できれば、その場にいる人の、半数以上が発表する 】
マイプロするときに独りしか発表しないってことは、ほとんどないか
と。その場にいる人、半数以上が発表する。そこにいる人は、見てい
る人も「 当事者 」です。自分のプロジェクトを持っている。だか
ら、他の人の発表を見ていても、自分のプロジェクトと対照させるこ
とができるし、「 聞いておもしろかった、ただいい話が聞けた 」
っていう雰囲気にならないんじゃないかなぁ、と思っています。なる
たけ、発表して欲しい。その分、フィードバックも充実してきます。
【 うなづく。 】
発表の観客は、過反応ってなぐらいに、リアクションをとります。とに
かく、うなづく。ちゃんと聞いている姿勢をアピールする。ぐっとのめ
り込む。わからない部分は、わからなさそうな顔をする。そうすると、
発表してる人も気持ちいいでしょ。しっかり聞けば、しっかり伝えよう
とする。うなづくことで出てくる「 本当の部分 」を探そうとする姿
勢が、とても重要です。たぶん。
【 大げさなリアクションは、発表者の見方ですw 】
【 it's me 】
「 それ、私のことだよね! 」ってことです。いろんな人が発表する、
そのプロジェクトは千差万別、多種多様。なんだけど「 あ、似てる 」
とか「 おんなじこと考えてた 」とか「 私はこうした 」とか。そ
ういう場面が出てきます。さっき、「 自分のプロジェクトと対照させ
て 」って書いたけど、そういう類推、比較、アナロジーをきかせる。
その気付きを場に出して、伝えて欲しいのです。いろんなプロジェクト
で、it'me を再確認する場でもあるような気がします。
【 yes,and 】
ブレストでも言われますが、まぁ、まずは否定しない。「 yes 」で
受けて、「 and 」で付加して返す。「 いいね、いいね!どんなイメ
ージなの? 」っていう感じで。みんなが一歩踏み出す場だから、まずは
否定しない態度ってのが重要なのかなぁ。
ちなみに、私は、これやるの苦手ですw たぶん。
【 me を共有して、北極星を読み取る 】
マイプロは大きく me編 と project編 にわかれます。me編がとって
も大切。まずは自分の歩んできた歴史を知ってもらう。というか、自分
が今、立っている土台を知ってもらう。このプロセスを踏むことで、ほ
んの少しでも、同じ目線、立ち位置で考えることができるようになります。
北極星っていうのは、その人が目指しているところ。ビジョンとか理念
とかに近いかな、って思うんだけど、経営者ならともかく、多くの人に
とって北極星は漠然としてるもの。なんとなくそっち、みたいな。言葉
にしていても、なんか違和感があったり、ちょっと違ったり。その曖昧
さを受け入れるためにも、発表者の立っている土台を共有することが大
事なのです。
聞く側は、こういう土台に立っている人が、どの方向を向いているのか、
全力で読み取ろうとがんばる。そうすると、projectに対する細かい突
っ込みだけじゃなくて、北極星の方向に沿ったフィードバックが出てく
るって仕掛けなのですよ。(って言い切ってよいかどうかは不明だけど)
【 me編の共有はとってもたいせつ 】
【 (戦略的に使う) 】
最後にちょっと付け加えたのは、このマイプロの場を戦略的に使えるか
どうかっていうこと。結局、「 すごい 」とか「 おもしろいね 」
っていう反応ばっかり返ってきても、それはそれで嬉しいんだけどね。。。
ってことになる。何を伝えるか、どう伝えるか、聞いている人とどうゆ
う風にコミュニケーションするか、ってことが実はマイプロを有効に使
うためには大切だったりします。
ちょっと上級者向け???
はい。ってなことで、マイプロやりますw 3月5日(土)にゆらり
庵にて。14時ぐらいからのろのろ集まって、どんだけ発表するかも
わからず、ゆらりゆらりとやりませう。来る方は、きむらまでご一報
いただけると、とてもたすかります。飛び込みも可能ですし、飛び込
み発表も可能ですw その辺はノリでなんとか。
マイプロは自分のやりたいことを発表する場でもあるし、
みんなの前で思いっきり迷走する場でもあります。
ただ、なぜか不思議なことに、マイプロやってると進むんですよね。
北極星に向けて。知らず知らずのうちに。
SFCnagoyaのメンバーを中心としながらも、新しい人も迎えつつ、こ
れからも定期的にやっていきます。マイプロが根付けば、また1つ、い
い生態系を名古屋に残していけるんではないかなぁ、と甘い期待を抱き
つつ。
【 注意! 】
「 マイプロ 」は慶応大学SFCの井上英之研究室にて使われていた手
法であり、ここで語られている内容は、いわば、亜流です。きむらの解
釈が多大に入っておりますので、本当のマイプロとズレる見解もあるか
もしれません。本家本元ではないこと、ここに書かれている手法が正し
いとは言えないことをご承知おきくださいませ m( _ _ )m