meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

マイプロやるべ! 3/5 14時~ @ゆらり庵



 そうそう、なんだか以前からゆるゆると計画していたマイプロ@名古屋
 の告知を忘れておりました。ってか、誰が発表するんだかわからず、全
 然組み立てられないという事態に陥っているわけですが(笑)
 とにかく、マイプロ、やります \(^0^)/

 さてさて、その告知ですんで、「 マイプロとは何ぞや? 」ってとこ
 を話さないといけないですね。ちょこちょこ、このblogでもマイプロ
 に関する記事が出て参ります。


【 12月のマイプロ ゆらり庵にて 】


 マイプロとは?
  → マイプロジェクト の略
  → マイプロフィール の略っていう説もあるらしい。

 簡単に言えば、みんなの前で自分の「 プロジェクト 」を発表して、
 そのフィードバックをもらう、ってなことです。やることは簡単。但し、
 ちょっとしたコツが必要です。


 【 できれば、その場にいる人の、半数以上が発表する 】

 マイプロするときに独りしか発表しないってことは、ほとんどないか
 と。その場にいる人、半数以上が発表する。そこにいる人は、見てい
 る人も「 当事者 」です。自分のプロジェクトを持っている。だか
 ら、他の人の発表を見ていても、自分のプロジェクトと対照させるこ
 とができるし、「 聞いておもしろかった、ただいい話が聞けた 」
 っていう雰囲気にならないんじゃないかなぁ、と思っています。なる
 たけ、発表して欲しい。その分、フィードバックも充実してきます。


 【 うなづく。 】

 発表の観客は、過反応ってなぐらいに、リアクションをとります。とに
 かく、うなづく。ちゃんと聞いている姿勢をアピールする。ぐっとのめ
 り込む。わからない部分は、わからなさそうな顔をする。そうすると、
 発表してる人も気持ちいいでしょ。しっかり聞けば、しっかり伝えよう
 とする。うなづくことで出てくる「 本当の部分 」を探そうとする姿
 勢が、とても重要です。たぶん。


【 大げさなリアクションは、発表者の見方ですw 】


 【 it's me 】

 「 それ、私のことだよね! 」ってことです。いろんな人が発表する、
 そのプロジェクトは千差万別、多種多様。なんだけど「 あ、似てる 」
 とか「 おんなじこと考えてた 」とか「 私はこうした 」とか。そ
 ういう場面が出てきます。さっき、「 自分のプロジェクトと対照させ
 て 」って書いたけど、そういう類推、比較、アナロジーをきかせる。
 その気付きを場に出して、伝えて欲しいのです。いろんなプロジェクト
 で、it'me を再確認する場でもあるような気がします。


 【 yes,and 】

 ブレストでも言われますが、まぁ、まずは否定しない。「 yes 」で
 受けて、「 and 」で付加して返す。「 いいね、いいね!どんなイメ
 ージなの? 」っていう感じで。みんなが一歩踏み出す場だから、まずは
 否定しない態度ってのが重要なのかなぁ。

 ちなみに、私は、これやるの苦手ですw たぶん。


 【 me を共有して、北極星を読み取る 】

 マイプロは大きく me編 と project編 にわかれます。me編がとって
 も大切。まずは自分の歩んできた歴史を知ってもらう。というか、自分
 が今、立っている土台を知ってもらう。このプロセスを踏むことで、ほ
 んの少しでも、同じ目線、立ち位置で考えることができるようになります。

 北極星っていうのは、その人が目指しているところ。ビジョンとか理念
 とかに近いかな、って思うんだけど、経営者ならともかく、多くの人に
 とって北極星は漠然としてるもの。なんとなくそっち、みたいな。言葉
 にしていても、なんか違和感があったり、ちょっと違ったり。その曖昧
 さを受け入れるためにも、発表者の立っている土台を共有することが大
 事なのです。

 聞く側は、こういう土台に立っている人が、どの方向を向いているのか、
 全力で読み取ろうとがんばる。そうすると、projectに対する細かい突
 っ込みだけじゃなくて、北極星の方向に沿ったフィードバックが出てく
 るって仕掛けなのですよ。(って言い切ってよいかどうかは不明だけど)


【 me編の共有はとってもたいせつ 】




 【 (戦略的に使う) 】

 最後にちょっと付け加えたのは、このマイプロの場を戦略的に使えるか
 どうかっていうこと。結局、「 すごい 」とか「 おもしろいね 」
 っていう反応ばっかり返ってきても、それはそれで嬉しいんだけどね。。。
 ってことになる。何を伝えるか、どう伝えるか、聞いている人とどうゆ
 う風にコミュニケーションするか、ってことが実はマイプロを有効に使
 うためには大切だったりします。

 ちょっと上級者向け???









 はい。ってなことで、マイプロやりますw 3月5日(土)にゆらり
 庵にて。14時ぐらいからのろのろ集まって、どんだけ発表するかも
 わからず、ゆらりゆらりとやりませう。来る方は、きむらまでご一報
 いただけると、とてもたすかります。飛び込みも可能ですし、飛び込
 み発表も可能ですw その辺はノリでなんとか。


 マイプロは自分のやりたいことを発表する場でもあるし、
 みんなの前で思いっきり迷走する場でもあります。

 ただ、なぜか不思議なことに、マイプロやってると進むんですよね。
 北極星に向けて。知らず知らずのうちに。



 SFCnagoyaのメンバーを中心としながらも、新しい人も迎えつつ、こ
 れからも定期的にやっていきます。マイプロが根付けば、また1つ、い
 い生態系を名古屋に残していけるんではないかなぁ、と甘い期待を抱き
 つつ。



 【 注意! 】
 「 マイプロ 」は慶応大学SFCの井上英之研究室にて使われていた手
 法であり、ここで語られている内容は、いわば、亜流です。きむらの解
 釈が多大に入っておりますので、本当のマイプロとズレる見解もあるか
 もしれません。本家本元ではないこと、ここに書かれている手法が正し
 いとは言えないことをご承知おきくださいませ m( _ _ )m