meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

ニートだったころ

 かめが今日、退職。 明日からニートってことで、何だかうらやましく。

 って、わけでもないがw

 まぁ、僕がニートだったころの、あの明日も、明後日も、その次もずーっと空白が続くあの感覚は、普通の生活では得がたいものだったのだろうと思う。


 当時の僕はこういう破天荒なコミュニティに囲まれているわけでもなかった。

 だから、社長に辞職を宣言したときは、なんだか体がふわふわして、正しい選択をしたと自分に言い聞かせながらも、不安が大きくて、つまるところ、思考停止するしかなくて、寄る辺ない身となるってことは、こういうことかなぁ、なんて感じてました。

 「次にどうなるかわからない」 「将来が見えない」 

 なんて、とても当たり前のことなのに、それを実感したことさえなかったな、と。リスクをとって進むとは、こういうことなのかもしれない。


 とか。

 

 まぁ、そんなニート生活で、部屋に1人でいると不安に押しつぶされる日々だったわけだが、逆に変に確信を持ってたこともあって、

 「 自分は生きて、生活しているだけで、誰かに価値を与え続けているはず。だから、死ぬことはないし、活動していれば必ずお金がまわってくるはずだ! 」

 とか考えてました。
 あほだなぁ、と思いつつ、今でもその考え方は持っている気がする。


 あの頃の経験は多分とっても貴重。

 

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 「おまえら、油断しとったらスグにニート精神忘れてしまうけぇのぉー」


 『東のエデン』の劇場版で、事業を立ち上げ、キレイなオフィスを持った東のエデンメンバーに向かって、パンツが言う。


 未だ、あのときの感覚が何なのか、それほど大切なものなのかもわからないし、うまく言語化できてないんだが、おそらく、「ニート精神」は僕にとって忘れちゃいけないもの。

 

 

 

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