meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

ソーシャルファイナンスとハンズオン支援


 今日はmomoのミーティングでした。
 私個人は何だかもう超然とした存在になっていて、アウトサイダーだけど、
 なぜかえらっそうで自由という豊かな位置を授かっております。

 ミーティング中も好き勝手やってるわけですが、そんな私にも一応仕事が
 ありまして、毎回会報誌みたいなのの「 ソーシャルファイナンス 」という
 コーナーを担当しております。

 ( ソーシャルファイナンスについての簡単な説明は前の記事にあります )

 最近めっきりこのテーマから離れているわけですが、毎回、この記事を書く
 時期になると舞い戻ってきて、あーだこーだ考えるわけです。
 なんせ、企画から考えなくてはならんので、それなりに苦悩します。

   このテーマで書く意味はなんじゃろな?
   今のmomoを考えたときに、必要な記事は?
   社会的にはどういう流れかいな?

 などなどと、知りもしないことをなんとなく考慮はしているのです。


 その結果生み出されているのが、

  「 新しいリターンを考える円卓会議 」とか、
  「 恋人がソーシャルファイナンスとか言いはじめた」とか。

 そういえば、「 CDFIって何? 」っていうのも書いてたな。
 まぁ、実質1人で担当体制になってから、あんまり真面目なテーマでは
 書いてないのです。でも、扱っているテーマは実はおもしろいのだ、
 ということを心がけておったりしています。


 はぁー、さてさて。 そんなわけで企画の季節なのです。
 企画の時間をとらねばと思ったので、こうやってブログで企画を考えて
 しまおうという横着を、只今、現在真っ最中でやっております。

 次号のソーシャルファイナンスページで頭の中にあったアイデアは、

  A案 ソーシャルファイナンスと情報
  B案 Google検索で「 ソーシャルファイナンス 」1位を目指そう!

 でした。

 A案は、自分の中でまだ練り込めてない印象です。金子郁容の「 動的情報 」
 ってやつに踏み込みたいのですが、熟成が必要かと。
 B案は、「 おもろいんだけど、だから何? 」的な感じです。momoとしても
 そういうブランディングをしていきたいわけでもなさそうですし。まぁ、いつか
 やれればやろうよ、って感じですかね。

 いつもこういうアホなことばっかり考えて、電球がつくのを待っているわけです。




 そんでもって、今日のミーティング終わったあとに書き散らしてたどり着いた
 のが、このブログ記事のタイトルです。

  「 ソーシャルファイナンスとハンズオン支援 」

 ハンズオン支援ってのは、まぁどういう言葉でもよかったのですが、
 金銭的支援ではない支援って意味でもってきました。みんなが口を出し、
 手を出しで融資先の事業を応援するって意味で捉えてください。

 momoは、そろそろ出資金集めから、融資先の経営支援へと重心をシフトさせ
 つつあります。「 なぜお金がだいたい集まったからといって、経営支援に
 移るのか 」は、momoの戦略上とても重要な部分です。

 その辺、あまり突っ込んでは聞いていませんが、この金銭以外での支援という
 のは、ソーシャルファイナンスのより深いところでの1側面であるなぁ、
 と思っています。

 まだ感覚的ですが、ソーシャルファイナンスの本質とハンズオン支援は
 結びつくというイメージが頭の中にあるようです。これなら、今のmomo
 にとってもホットなテーマだし、なんかおもしろそうでもあるわけです。


 さて、問題は切り口。味付けをどうしようかと。
 1個浮かんできたのは、

 「 なぜSF研で、融資先の相談をみんなで聞いているのか? 」

 というタイトル。とってもいい感じですが、場面設定が狭いので、読む人の
 実体験と照らし合わせることができません。てか、経営支援の場自体が、読者
 から遠い世界なんだよなぁ。。。


 う~ん、もうチョイ考えんといかんかな。やっぱり。
 なんにせよ、最大のハードルは、このテーマだと俺も勉強が必要だってことだ。

 これを教えてくれいってことで、なんか座談会やるかな。。。 いつか。