meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

本を贈る【 内輪ネタ?こーへーくんバースデー 】



 今日はこーへーくんのバースデーパーティーにお邪魔してきた。
 普段、人にサプライズを仕掛けるなんて粋なことをしたことがない
 もんだから、妙なテンションになってしまう。しっかし、何人いた
 だろう?平日夜の22時近くからはじめたっていうのに。ほんと、
 すんごい人徳である。 そして、そんな場に呼んでいただけたのは、
 心底ありがたい m(_ _)m

 ちなみに、いろいろと考えて贈ったのは『 フラジャイル 』(笑)
 本を読まないこーへーくんにこれ程似つかわしくないプレゼントも
 ないだろうと思うw 絵本とか、小説とか、なんか考えたのだが、
 それもこーへーくんに失礼な気がして、本気のド直球を投げた感じに
 なった。本は読まなくても意味がある、みたいなことを言っていたの
 は、内田樹だったかなぁ。本棚は人をあらわす。そして、「 積ん読 」
 される本は、その持ち主になんとなーくプレッシャーを与えつつ、
 影響していく。とかとか。

 とっても強いこーへーくんの側に、あれ程正面から「 弱さ 」を描
 いた本があること。それだけで、深みが増すのではないかな、という
 のは、ちょっと僕の希望が入り過ぎているだろうか?


 あ、もちろん、読もうと挑戦し続けては欲しい。



【 語るこーへーくん @Room-1984 】

 「 本を贈る 」 このことを編集学校で何とかと言っていた気がす
 るが、残念ながら覚えていない。贈本、って単純な名前じゃなかった
 ような。。。この本を贈るってのは、いいなぁ、と思いはじめている。
 値段が安く済むから、とかではなくてw 

 メッセージを乗せられるし、ある種の編集というか、その人のことを
 自分なりに考えて、響くだろうな、とか、役に立つだろうな、とか、
 そんなことを考えながら渡す。贈る相手のことを考えるというフィル
 ターがかかって、何か相互編集的なことをしている感覚もある。やり
 取りというか。こちらは相手をこう解釈してるけど、相手はこうあっ
 て、だからこの本を贈って「 みたい 」というような、独り相互作
 用的な遊びをしているようだ。

 本以外のプレゼントがおもしろくないわけではなくて、この間、本や
 文章に浸かってきたこともあって、僕の中で本を見る目が変わって来
 たんだろうな、と思う。これが音楽だったり、絵だったり、お酒だっ
 たりしても、やっぱり相互編集的に、「 この人には、コレだろう 」
 と選ぶのだろうな。

 ああ、プレゼントすること自体の楽しさなのかもしれない。
 ( 久方ぶりで、そういう感覚を忘れてたんだろうw )



 さて、この引きこもりのニートは、こーへーくんのこれからに無責任
 に期待してみようw なんかあると思うんだよなぁ、って。