meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

【山登りlog】岐阜_養老山_859m

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 きつかった。桜の盛りに養老山に登ってきました。これまで金華山、南宮山が400mぐらいの山だったので、800mをこえる養老山は「チャレンジ」でした。結果としては、登れんことはなかったし、楽しかったけど、しんどかった、です。

●◯。。。...

 いつもより標高が高いってのはわかってたので、少し早めの時間に到着。川沿いの臨時駐車場にとめることができました。まずは麓に広がる桜を楽しみつつ、登りはじめます。

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 朝早めだからなのか、人も少なめ。しかし、すでにそれなりの傾斜になってます。道沿いの食べ物屋さんから「帰りに寄ってね~」と声がかかる。登山客慣れしてます。

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 ちょっと上にくると桜が少なくなって、新緑の楓とかも出てきます。葉っぱが赤いところもあって、なんか秋みたいな写真も撮れたり。

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 山の中に混ざった桜がキレイ。こうやって花が咲いてるとシャッターを切る回数も多くなります。ほとんど麓の写真じゃないかと、あとで思いました。

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 養老の滝まで来たところ。ここまでで既にしんどい。身体があったまって、上着脱いだりしてました。道の傾斜がきつくて、それなりの運動になります。ただし、まだ登山道ははじまってません。先が思いやられる。

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 養老の滝の横から登山道へ。

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 まだ登山道に入ってないのに、この眺めです。既に結構高い。このあたりまでは車でも来ることができて、養老の滝の駐車場に止められます。ただ、駐車料金が1,000円かかる。それなりに高いです。

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 養老の滝駐車場の入口のところで登山届けを書きます。登山名簿みたいな感じになっていて、名前とか入山時刻とかを書きました。帰ってきたら名簿の下山欄にマルをつけます。こういうのは初めて書きました。ちょっとランクが上の山なんだなぁ、と実感。

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 やっとこさ登山道入り口に辿り着く。といっても工事車両が入れるようになってるっぽくて、広い道が整備されてます。

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 飛び石(コンクリート?)を渡ってからが本格的な登山道です。三方山を目指します。

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 飛び石渡渉後、一気に登ります。急坂過ぎて、アキレス腱のびのびです。つづら折りの急坂道を抜けるのに1時間弱はかかったかと。養老の滝までの道でもへこへこしてたので、これはしんどかった。しんど過ぎて、途中でリタイアして降りるか、という覚悟を何度かしました。うへぇ。ゆえに、カメラをリュックから出す余裕もなく。ほぼ撮ってません。

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 キレイだけどなんの花かわからん、知らん(いつものこと)。

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 急坂を抜けると、尾根道になります。だいぶとなだらかになるのですけども、既にバーンアウトした足腰にはつらい坂道です。道は整備されてるんだけどなぁ。

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 三方山の頂上から濃尾平野を望む。いやぁ、だいぶと目線が高くなりました。残念ながらの黄砂か何かでもやっもやです。そんでもなかなか見応えありの展望です。
 この辺りから、ちょこっとコミュニケーションが出てきました。同じぐらいの時間に登りはじめた登山客が何組かいて、それぞれのペースで同じコースを登るので、抜きつ抜かれつ、なんとなーく顔を覚えるわけです。挨拶が「こんにちはー」から「おつかれさまですー」に変わっていくのが新鮮でした。

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 三方山から小倉山へ。山脈の上の世界です。下界とは植生が、たぶん、違う。よくわからんけど、あんまり木が生えてなかったりして、地肌が見えています。視線を遮るものがないので、景色もよろし。風は強い。

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 小倉山からさらに進んで養老山の山頂へ。養老山の山頂は展望なしです。一等三角点があります。岐阜県に17個ある一等三角点のうちのひとつ、らしいです。ネット情報なので、本当かどうかは定かではありません。といっても、17個だからそんなに珍しいってわけでもないんだろうなぁ。
 序盤の急坂登ってるときはここまで来れるとは思ってなかったので、よー登りました。正直へっとへとです。ビスコ食べてなんとか乗り切ってます。

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 景色のいい小倉山まで戻って、おにぎり頬張りました。東屋とかもあって整備はされているものの、冷たい風が吹き付けて寒い。あんまりゆっくりしてると、身体が冷えちゃうのでそこそこ休憩して下山しました。風さえなければあったかい(暑い)のに。自然は厳しいなー。

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 足ぶつけたり、急坂でズルっと滑ったり、コケそうになったりしながら下山。もう膝が笑いまくりです。増えた観光客をヘロヘロと縫いつつ、車まで戻ります。登山道入り口までの道のりが長かったので、登山道を抜けてからの帰り道も長い。寄り道もして、ちょいちょい休んでます。
 ですが。最後の最後に思いっきりコケました。道の端っこの段差で足をぐきっとひねって、おわっと手をついたけどもその勢いを止め切れずに、再度勢いが増してドサッと倒れた感じ。コケた本人が一番びっくりしてました。何が起こったのかわからんですね。
 とりあえず、生傷は増えたものの、特に大きな怪我はなく。人里に降りたからといって気を抜いちゃいかんです。身をもって学びました。はい。

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 最後にもういっかい桜を撮影。温泉しかない!という意気込みで養老温泉ゆせんの里に向かいました。言うまでもなく、身体動かしまくった後の温泉はむっちゃ気持ちよかった。

 以下のログはYAMAPアプリでとっていたものです。帰りの小倉山過ぎた辺りでどうやら途切れていたらしい。なので、途中までの記録です。m(_ _)m

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古武術に学ぶ身体操法 (岩波現代文庫)