梅雨明け間近に書くことじゃない。けど、これは書いておきたい。「干す蔵」スゴイ。
万年アパート・借家暮らしのわれわれに必要なのは、部屋干しのスペースである。壁に穴をあけるわけにはいかない。おっきな室内物干し台は買う気にもならないし、そんな大きいものを室内に置きたくない。突っ張り棒では心もとない。そんな、ないない尽くしの行き着く先は「仕方がないからカーテンレールにかけておくソリューション」ぐらいのもので、実際この2年間、我が家には洗濯物カーテンがしばしば出現していたのであった。
その事自体には、不便だなぁ、と感じながらも、一人暮らしのときからカーテンレールにはお世話になってきたし、アパート暮らしってのはこーゆーもんじゃわ、と諦めていた。が、やっぱり、不便は不便で、3密な洗濯物の湿度や匂いはそれなりに気になっていたのである。
そんなときに、ぽこんと話に出てきたのが「干す蔵」である。ホームページを見て、ほぼ即決だった。美濃加茂市のふるさと納税が使えるってのも大きくて、実質2000円だったら失敗してもまぁいいやって勢いでポチッた。正解だった。
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30日以内の配送ってなってたけど、1週間もしないうちにモノは届いた。思った以上にコンパクト。部品の数もそれほど多くはない。
取り付けも至ってシンプル。カーテンレールを挟むような感じで部品を取り付け。
あとは、L字の部品を壁に押し当てながらつけて、終わり。L字部品の厚さ(太さ?幅?)は1.5cmぐらいで、L字を挟んでいる部分でも3cmぐらいのものなので、わりとシビアに隙間な環境にも対応してくれそう。
20分ぐらいで設置完了。試しに外で使ってる物干し竿を乗せてみるとこんな感じ。
カーテンとの距離も結構あるので、洗濯物が触れることはない。
こりゃ便利である。
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さすがに外用の物干し竿を部屋の中で使うのは無粋かなぁ、と思い、いろいろと考えてホームセンターをうろついた挙げ句、白い物干し竿はない、という結論に至り、そんなら作ろうという妙なこだわりから、2mぐらいの竹とセキスイの竿用チューブを買ってきた。
この竿用チューブってのがまたむちゃくちゃ使える感動モノだったのだけれど、動画じゃないと伝わらないので、気になる方はググってみてほしい。文系人間にとっては謎技術過ぎた。
そんなこんなで出来上がったのが、これである。
やっぱり部屋の中なので、白の方がすっきりしててよい。
梅雨の前に見つけていたらなー、って気持ちが強いのだが、いや、しかし、共働きの我が家では部屋干しは日常。実際、設置してから活躍しぱなっしである。ひとり暮らし、アパート暮らしには必須になるんじゃないかという勢いでオススメなので、部屋干しスペースに困ってる諸氏には是非とも試していただきたい。QOLが上がると思う。ほんとに。
m(_ _)m