meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

退職前の、有給消化な日々の過ごし方。

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 先週金曜日が最終出勤日だったので、只今、むりくりいただいた有給を少しだけ消化中です。繁忙期がもうすぐ終わるという頃。出勤した方がいいのだろうなぁ、という気持ちと、とはいえ次も決まってないのに有給残して最後まで勤務し続けるのも妙だなぁ、という気持ちが半々で、自分の中の結論として最後の週は休ませてもらおうってことになりました。
 今日で有給3日目です。土日から数えると5連休目になります。正直、ちょっと暇です。就活って言っても、やることには限りがありますし。やたらに求人情報を見続けるってのもわりと苦しいものです。
 こういうニートな期間、って言っても求職中なので定義的にはニートじゃないんですけども、そんな期間に突入するのも3回目です。慣れは、ありません。月曜日には全く発声していないことに危機感を持ちました。今までが窓口業務だった分、落差がとっても激しい。誰とも会わずに過ごすことの難しさを改めて感じています。ひとり暮らしじゃないのが救いです。
 とりあえずは引っ越しの準備をしたり、保険が切れる前に歯医者に行ったり、クレジットカードをつくっておいたり、できてなかった事務手続き関係をもさもさとやりつつ日々をやり過ごしています。1日の時間が意外と短くて、読みたかった本や半年ぐらい前udemyで買ったphythonのデータサイエンス講座とかに手が出そうで出ていない。そう考えるとやっぱり自堕落な生活をおくってるような気もします。
 こういうときのポイントはルーティンワークをつくることです。毎日、決まった時間にやることを淡々とこなす。これができていれば、それなりに生活リズムを保てます。あとは昼寝をしないことと、身体を動かすこと。昼寝はラスボスです。13時から15時をいかに過ごせるかで、1日の充実感が決まります。ほんとに。

●◯。。。...

 フリーダムってのは爽快なのだ、と、無邪気に思っていた頃がありました。実際、将来に対する不安がなければ、爽快なのかもしれません。けども、そうそううまくいかないのが現実だったりするのです。不思議なことに、さぁどうぞと、時間をどかんと差し出されたはずなのに、夏休みがいつの間にか終わってしまうように、気がつくと夜が来てしまいます。
 自由というのは本当に難しい。のんべんだらりとした時間を自分で区切ることの大切さを、再度噛みしめています。そして、同時に、これまではやることを貰ってばっかりだったのかもしれんなぁ、などと省みています。(いや、そうでもないな。任期ありのスタッフのくせに、なんじゃかんじゃやってたわ)

 

m(_ _)m

 

 

安心ひきこもりライフ

安心ひきこもりライフ

 

 

ニコニコ動画のプレミアム会員を辞めました。

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 さよなら、ニコニコ動画
 というわけでもないのだけれど、この度、遂に、やっとこさ、プレミアム会員を辞めて、一般会員に戻りました。継続プレミアムのレベルは6だったので、6年間はプレミアムでした。たぶん、プラス1年ぐらいが正確な期間で、2011年頃にニコニコ動画にお金を払おうと決めたのだと思います。
 2011年というと、ちょうど東日本大震災の頃です。そういえばあの時もニコニコ動画の中継に随分とお世話になりました。テレビがない生活を続けていたから、ネット配信がすごくありがたかった。わたしの生活面では、NPO法人勤めにもある程度慣れてきて、ちょっとぐらいならお金を使ってもよいのかな、という余地が出てきた年です。そのなけなしのちっちゃい余地をニコニコ動画に注ぎ込むってのも、なんだかアホウな判断ですが、今になっても、後悔なんぞはありません。
 とてもおもしろい仕組みをつくってくれた。なんだかワクワクできる未来を垣間見せてくれた。ニコニコ動画なしではとてもできない経験をさせてくれた。そんな感謝が私の中にはいっぱい詰まっていて、月額500円程度なんて格安もいいところだなという気持ちだったのです。

●◯。。。...

 ですが。最近、とんと見なくなりました。驚くほど視聴時間が減りました。ここ1年はアニメを少し見たかな、というぐらいです。ポプテピピックをちょいちょい見た気がします。あとは、解説系の動画をちょこちょこ。
 見てないわけじゃないんです。やっぱりアニメを見るときはコメント付きで見た方が楽しいですし。それでも、熱がなくなりました。ニコニコ動画ってひとつのコミュニティみたいなもので、あっちの動画が、こっちの動画に影響したり、誘発したり、飛び火したり、引火したりしながら、発展していく。その様子がコメントでなんとなーくわかったりして、それもまたひとつの参加の形だったりで、要はわちゃわちゃした雰囲気が好きだったのかもしれません。
 そういう雰囲気を感じられなくなったのは、まぁ、サービスが成熟していく上で仕方のないことかもしれません。わたしが歳をとってしまったから、かもしれません。なんか「最近のわかものはー」系のおっさんになってしまったようで、ちょいと淋しい気もします。
 わたしの悪い癖で、見なくなったサービスでも好きなもの、志に共感するサービスにはお金を出し続けたりしてしまうのですが、それもここまでとなりました。仕事がなくなるタイミング。払い続けているものを見直すよい機会ということで。
 今後は一般会員として、ぼちぼち使っていきます。アホウがよくわからないアイデアで突撃をかけていたインターネットの自由さが、インターネット自体が社会化されていくように、すこーしずつ失われていっているような気がしなくもなくて、今回の退会はやっぱり微妙に、淋しいものでした。

 

m(_ _)m