まだ若いのに何言ってんだ、って話なのですが。それでも最近、特に去年の秋頃から消化器系の不調がずっと続いていて、おお、これが老化ってやつなのかもなぁ、なんて感じてしまっているのです。
いつだったか、研究室の先輩から「30過ぎると一気に来るよ」なんて言われていたのを思い出します。ありがたいことに、ぼくの場合はそれが30歳ではなかったようで、5年ばかしは猶予があったってことでしょうか。ふむ、それにしても。1年前はもっと快適に暮らせていたのになぁ、なんて感慨にふけることもあって、身体的な衰えに直面させられています。
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思えば、のどの詰まり感からはじまって、耳鼻科に行って何ともならず、内科に行って胃カメラを飲み、逆流性食道炎と診断はされて薬を変えながら3ヶ月ほど投薬するも治らず、効かない薬に付き合うのも嫌になって軽く嘘をつきつつ通院をやめて、他の内科に行ってみたら「その程度じゃ症状は出ないから逆流性食道炎じゃないよ」とか言われて、そんでもその内科からもらった薬も効くこともなく。むしろ薬を飲まない方が調子がいいというのがまた皮肉というか、なんというか、自分の身体の面倒臭さを思い知ります。
結局、2つ目の内科で「全く効かないと思います」と断言された整体に行ってみたら、腹直筋が異様に凝っていることが判明。筋肉をほぐしてもらって少し楽になり、小康状態を続ける感じで今に至っています。
体重は徐々に徐々に下がり、気がつけば去年比で2kg程度の減少でした。ふむー、これがしんどい。ギリギリ50kgを確保しているような状況です。これじゃあ、力が出ないのも仕方なしでしょう。
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1年も続けば平常値も変わってきます。今まで不調と感じていた地点が好調になり、今日はあんまりにも好調だから大丈夫かな、と気にかかったりするのも変な話です。きっと来るだろう不調に対して心理的に備えているような、そんな防御反応なのかもしれません。
きっとみんな、こういう感覚を経て、老いていくのだろうなぁと考えると、こういうのも通過儀礼に見えてきます。自分が今の自分のままでいられる期間はそう長いもんではない。何となく、自分は健康だろうって思い込んでしまってはいるけども、実はそんなこともないんでしょう。
こういう弱さの自覚が必要なんだろうなぁ。
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なんでこうなっちゃったんだろうなぁ、って考えなくはありませんが、もうちょっとこの状態を生み出した原因について考えるのはめんどくさくなっていて、むしろどうやったら楽しく過ごせるかの方に気が向いています。弱さがあるなら、それも抱えて自分と思っていく主義です。しゃーない。
こうやって、ちょっとずつ削り取られていくものがあるから、際立つものもあるハズで、それってやっぱり自分の力で何とかなる気もするのです。いい歳のとり方をしてきたいもんですな。
m(_ _)m