meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

なかなかおさまらないコロナ禍、第6波の中で。

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 有給を取って、コメダに来ている。今年は寒い。たぶん、今年「も」なのだろうけど、まぁ、いつも今が一番寒いと主張したい気分になってしまうので、許してもらいたい。今朝は車に雪が積もっていた。今シーズン何度目だっただろうか。もうあんまり覚えていない。
 1月に入って、めったやたらにコロナが増えてしまった。昨日の新規感染者数は「20,991」らしい。「まんえんぼうしなどじゅうてんそち」ってのが出るとのこと。飲食店の規制内容をどうするかは話し合われていると聞いた。結局、「まんぼう」も完全に対策パッケージにはなっていなくて、状況にあわせたカスタマイズが必要なんだなぁ、と、他人事のようにニュースを聞き流している。
 正常化バイアスを味方につけよう。できる限り、いい情報、都合のいい情報に触れるようにしながら、それらを信じ込まないようにしよう。まぁ、よくわかないしな、という宙ぶらりんで、どっちかというとポジティブでプラスな感じの位置取りで、平静を保つ。
 急激な増加に驚きながらも、何となく、対コロナのスタンスにも慣れがみえる。ぼく個人の感覚から言えば、オミクロン株にかかることより、今週に迫った3回目のワクチン接種の方が心配である。また熱で寝込まなきゃならんのかと、その不安の方が大きい。妙な話だと思う。それでも、打つってのは、まぁ、人それぞれの考えがあるだろうが、医療機関勤め人の責務みたいなもんだろう。

●◯。。。...

 たまに、気になってインフルエンザの発生状況を眺めている。前職は、インフルエンザの流行度合いで売上が大きく変わるところだったので、とても気になる指標だった。
 今、厚労省の発表資料を見てみると、2022年第1週(1月3日~1月9日)の報告数は全国で50となっている。ちなみに2020年第1週(12月30日~1月5日)の報告数は全国で64,553だった。
 コロナ状況下でのインフルエンザシーズンは2回目。去年は笑えるぐらいに激減していて、さすがにそこまではいかんだろうと思っていたけど、相変わらずインフルエンザにとっての冬の時代(インフルエンザウイルスは冬が好きだから、夏の時代といった方がいいのかもしれない)が続いているようだ。
 不思議である。マスクや手指消毒、手洗いが浸透したとはいえ、たしかインフルエンザは空気感染する、感染力の強い奴らだった。それこそ市中感染が大の得意。そいつらがこんなに抑え込まれているってのは、受診控えがどうのこうの言ったって、ちょっと納得がいかない。なんというか、人間が知らないところにまだまだたくさんの因果があるんだろうなと思わされる。コロナを克服した社会に、インフルエンザはあるんだろうかと考えてみるのもおもしろい。

●◯。。。...

 なんだったか。コロナ流行りはじめの頃に、スピリチュアルな感じのどっかの誰かが「3年ぐらい続きます」みたいなことを言っていたような、そんなことをおぼろげに覚えている。ソースもなんもないけど、3年目には突入した。
 あと1年でどうにかなるのか、そんなのはわからない。それでも、なんとなく、なぜだか、コロナに関しては底を叩いた感覚がある。うろ覚えのU理論で言うと、プレゼンシングしてるとこなのかもしれない。これから浮かび上がって、クリエイティングしていく。そういう感覚で、1年経ったあとにどうなっているのかが、楽しみだったりする。



m(_ _)m