meta.kimura

感情の率直と、思索の明澄と、語と文との簡潔とです。

(体力的な)余裕があるって大事。

 余裕を持っておきたいもんだ、と思っている。最近。金銭的な余裕って話じゃない。どちらかというと、体力的な余裕の方を気にしている。いや、金銭的な余裕も好きだけれど、どうにも、こうにも、それはうまくいってないので、しかたなし。ごめんなさい。

 人間、年齢をとると、身体が動かなくなってくる。なんというか、億劫になってくる。ちょっとコップ取って、とか、お湯わいてるからコンロの火を止めて、とか言われたときに、よっこいしょとやるのが、なんだか大変になってしまう。やけに身体が重い。重いから、動かしたくなくって、それでちょこっとした頼まれごとに不平不満を抱いてしまったりもする。
 それは、なんだか損な気がしてきた。生きるだけでいっぱいいっぱいなのもいいんだけれど、いっぱいいっぱい過ぎて対応力がなくって、いっぱいいっぱいだから気持ちがくさくさして。それは損だ。愉快ではない。
 なので、容量自体を大きく保っておかないといけんのだなと思って、最近は歩いたり、走ったり、プランクしたりしている。これで体力がついてくるといいけど、まぁ、やらないよりはましだろう。容量が大きくなれば、もっと気持ちのいい人間になれるかもしれなくって、それはとてもおもしろいことなのだ。

 今年のテーマのひとつは「体重より体力」で、合言葉のようにあちこちでつぶやいている。軽すぎる体重のことはさておいて、全部が全部のベースになっている身体をしっかり鍛えてみようと思う。振り返ってみれば、ぼくが一番賢かった(と思われる)高校時代は、とってもいい身体をしていたのである。自他共に認める、細マッチョだった、のである。たぶん。

 

m(_ _)m