遅ればせながら、新年、あけましておめでとうございます。2024年になりました。巷では共通テストが行われております。センター試験、受けたのは、もう20年以上前になります。遠い。ほんとに遠いです。あの頃は、スマートフォンもないし、千円札もまだ夏目漱石でした。たぶん。
2000年に入ってから24年も経つと、もう、21世紀だなんだなんて、言ってられなくなります。そろそろ４分の１が終わるわけです。そう考えると凄くないですか。四半世紀。例えば、1900年から1925年と同じ長さです。日露戦争前から、関東大震災ぐらいまでです。間には第一次世界大戦がまるっと入ります。社会はどう変わったんだろう。生活の感覚はどのくらい変わったんだろう。
そんなことを考えると、この長い期間をどうにかこうにかやりくりできたことが、とても有り難く思えてきます。ほんと、１年を過ごせたってことは、ほんとに、すごいことです。
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新年あけて、１日目、そんなタイミングで能登半島地震が起こりました。震度７。岐阜も震度４だったでしょうか。３分ぐらいかな。結構長い時間揺れました。ぼくたちは夜ごはんの買い出しに行く直前で、元日も開いているスーパーに向かう車の中で、ＮＨＫアナウンサーの悲痛な訴えを聴いていました。
津波が来ます！今、スグに、逃げてください！！
何故か涙腺が刺激されて、泣きそうになりました。東日本大震災の映像も蘇ってきて、正直、心が痛くなりました。頭では、この勢いで呼びかけるってのが、きっと、教訓をもとにしたアナウンスなんだろうなぁ、と考えていました。身体がふわふわしていました。
次の日には、JALと海上保安庁の飛行機が衝突するという、聞いたことない事故が起こりました。なんか散々な年の始まりだなぁ、と思っていたら、JALの旅客機の方は全員救出とのことで、それはそれで驚きでした。映像しか見てない素人が言うことではないかもしれないけど、あれほどの火災で、全員避難できたってのは、すごい。日本品質ここにあり、なのかもなぁ、なんて、無責任に眺めていました。
箱根駅伝は下馬評を覆して青山学院大学が圧勝。これもまた、すごかった。
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年始から妙に株価が高く、日経平均の昨日の終値は35,577円です。去年の年始の価格を調べてみたら、25,716円でした。報道によると、バブル期以来、33年ぶりの高値をつけたとか。株価なんて、大概欲望の塊なのでしょうが、それでも、いきなり色々あったけど今年もいい年にしていこうぜ、というような、みんなの願いが集まっているようにも見えてきました。
2024年をいい年にするのは、我々なのだなと、改めて、思います。
m(_ _)m
